ミステリー

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『スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫』友井 羊 (著)

高校生の菓奈は吃音があり、なるべく人前で喋ることを避けるようにしていた。うまく話せない菓奈の話をじっと聞いてくれるクラスメイトの真雪君はお菓子作りが得意なスイーツ男子。ある日、真雪が保健室の眠り姫こと篠田悠姫子に頼まれて作ったチョコレートが家庭科室から紛失。チョコが消えた理由や状況を考え、真相にたどりいついた菓奈は、犯人を前につっかえながらもその推理を伝える。
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『妻は忘れない』矢樹 純 (著)

私はいずれ、夫に殺されるかもしいれない。義父の葬儀の後、夫は何かと出歩くように。不審に思った私は夫の通勤バッグの中にある物を見つけてしまう(「妻は忘れない」)。私のもとに、ある一本の電話がかかってきた。それは警察からで、大学生の息子・哲生に元交際相手障害事件の参考人として話を聞いているという。(「戻り梅雨」)。人には言えない秘密が平和な日常をおびやかす悲劇を呼ぶ五篇のミステリ。
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  『見知らぬ人』エリー・グリフィス (著)

ヴィクトリア朝時代の作家、ホランドの邸宅だった建物はイギリスの中等学校タルガース校の旧館となっている。同校の英語教師のクレアは、教鞭を取りつつホランドの研究にも取り組んでいる。そんなある日、クレアの同僚が自宅で刺殺死体となって発見された。遺体のそばには「地獄はから(空)だ」と書かれたメモが。ハービンダー部長刑事はかつて通った母校で起こる事件の謎を追う。
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『マーダー・ミステリ・ブッククラブ』C・A・ラーマー (著)

ミステリ好き、なかでもクリスティの大ファンである雑誌編集者のアリシアはミステリ好きの読書会を作る。アリシアとリネットの姉妹を加え7名でスタートした「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」。ところが、第二回目の読書会で一人のメンバーが無断欠席。家にも帰っておらず事件に巻き込まれた可能性も。読書会メンバーは会合を重ねながらその行方を捜そうとするが、新たな事件が発生する。
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『葬式組曲』天祢 涼 (著)

北条葬儀社は二十代の女社長、北条紫苑をはじめとした個性的な四人で切り盛りする小さな葬儀会社。遺族から高い評価を受けているが、いくつもの変わった葬儀の相談が舞い込む。次男を喪主に、火葬はダメ、火葬場で消えた遺体など、葬式に関する様々な謎に、クセの強い社員たちが挑む。
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『11文字の檻: 青崎有吾短編集成』青崎 有吾 (著)

平成十七年(二〇〇五年)四月二十五日に起こったJR福知山線脱線事故を題材にしいた人間ドラマ「加速してゆく」、奇妙な刑務所に閉じ込められた者たちが脱出のためのパスワードを探り続ける「11文字の檻」など、人気コミックのトリビュート作品からショートショートまでバラエティ豊かな8編を収めた短編集。
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『がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎』岩木一麻 (著)

日本がんセンターに勤めている医師の夏目は、保険会社の友人・森川から奇妙な案件が続いている、という話を聞く。がんの診断を受ければ未払い分の住宅ローン支払い義務がなくなるというがん団信で、住宅ローンを組んでから一年以内にがんと診断されるケースが続けて発生している。また、医師の連続殺人が起こり、夏目のもとにも警察が。さらに脅迫を受けていると言う政治家から「人工的にがんを発生させることは可能なのか」と相談される。
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『疑惑の入会者 ロンドン謎解き結婚相談所』アリスン・モントクレア (著)

戦後のロンドンで結婚相談所を営むアイリスとグウェン。白人だけでなくあらゆる人種にも門戸を開こうと決意する二人だが、い一方でグウェンは彼の言葉が嘘ばかりであることに感づく。また、グウェンの義父・ハロルドがアフリカから帰宅。彼の暴君ぶりに邸中の人間が苦しむ。何とかせねばと対策を練るグウェンはある災難に巻き込まれ…。
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『楽園とは探偵の不在なり』斜線堂 有紀 (著)

いつの頃からか、この世界には天使が現れるようになった。グロテスクな見た目を持つこの天使は、2人以上殺した人間を即座に地獄へと引き摺り込む。探偵の青岸焦は、大富豪である常木に誘われ、天使が多く集まる常世島へとやってきた。この島で、起こるはずのない連続殺人事件が。犯人はなぜ、天使によって地獄に落とされずにいるのか。またどのようにして犯行に及んだのか。
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『ノッキンオン・ロックドドア2』青崎有吾 (著)

「ノッキンオン・ロックドドア」は挙動が荒っぽい巻き毛男の御殿場倒理と地味眼鏡男の片無氷雨が、しっかり者のアルバイト薬子ちゃんの助けを受けながら経営する探偵事務所。密室やトリックなど不可能な事件を倒理、動機や状況などが不可解な事件を氷雨が担当。そんな彼らのもとには数々の奇妙な事件が持ち込まれる。