ミステリー

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『入れ子の水は月に轢かれ』オーガニック ゆうき (著)

水害で双子の兄を亡くした駿は、実家に残された母から逃げるようにして沖縄にやってきた。那覇のガーブ川上の商店街にある、鶴子オバアの店を譲り受けた駿だが、最初の客が水死体となって発見された。その死に疑問を持ち、調べ始めるがさらに新たな死が…。
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『オルゴーリェンヌ』北山 猛邦(著)

『焚書法』により、世の中からあらゆる書物が姿を消した世界。十四歳の少年クリスは『ミステリ』作家を目指し、旅を続けていた。オルゴール職人たちが住む海上の洋館を訪れたクリスは、職人たちが不可能な状況で次々と殺されてい句事件に巻き込まれる。
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『蟻の棲み家』望月諒子 (著)

中野区の路上で若い女性の射殺死体が発見された。四日後、再び中野区のアパートでも若い女性の射殺死体が。フリーの事件記者である木部美智子は、この連続殺人と、かねてから取材していた企業恐喝事件との間にあるつながりを見つける。
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『予言の島』澤村伊智(著)

瀬戸内海に浮かぶ小さな島、霧久井島。二十年前、霊能者がこの島についてある予言を残した。それは、二十年後にあたる今年、島で六人が死ぬ、というもの。天宮淳は友人たちと面白半分でこの島へとやってきたが翌朝宿泊客の一人が死体となって発見される。「予言」は本当だったのか。
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『少年検閲官』北山 猛邦 (著)

一人で旅を続けている十四歳の幼年、クリスは「探偵」と呼ばれる存在を耳にする。探偵は森へやってきた者の命を奪い、また町の家の扉や壁に赤い十字架のような印をつけるという。森で発見された首なし死体や、家につけられた謎の印を探ろうとするクリスだが…。
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『向日葵の咲かない夏』道尾秀介 (著)

終業式の日。小学四年生のミチオは学校を休んでいるS君の家にプリントと宿題を届けることになった。S君の家でミチオが目にしたのは首を吊って死んでいるS君の姿。慌てて学校に戻り先生に報告したミチオ。しかしS君の死体は消えてしまった。ミチオは三歳の妹、ミカとともに事件の真相を探りはじめる。
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『ほうかご探偵隊』倉知 淳 (著)

五年三組では「なくなっても誰も困らないもの」が紛失する事件が続けて起こっていた。いったい誰が、なんのために持ち去ったのか。僕、高時とクラスメイトの龍之介くん、女子学級委員の吉野、女子飼育係の成見沢の四人は、事件の謎を解明すべく、捜査と推理をかさねていく。
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『歌舞伎座の怪紳士 』近藤史恵 (著)

二十七歳の岩井久澄は、会社を辞めてから実家の家事全般と姉が飼いはじめた犬の世話をして暮らしている。そんな日々の中、祖母のしのぶの観劇を代行することに。休憩時間、あるお客の不審な行動を眼見した久澄は…。
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『放課後レシピで謎解きを
 うつむきがちな探偵と駆け抜ける少女の秘密』
友井羊 (著)

高校二年生の夏希は、陸上部から調理部へ転部。何事にもまっすぐ突き進み、直球の発言をする夏希は何かと周囲とトラブルを起こす。同じクラスで調理部の結は内気な性格。部活で一緒にパンを焼いたのだが、夏希たちのパンだけが膨らまなかった。二人は原因を調べようとするが…。
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『認知心理検察官の捜査ファイル
検事執務室には噓発見器が住んでいる』
貴戸湊太 (著)

「千葉地検の嘘発見器」と呼ばれる天才検事・大神祐介は検事執務室に住んでいる変わり者でもある。新人事務官の朝比奈こころは、大神のもとで様々な被疑者たちの取り調べに立ち会う。ある者は口を閉ざし、ある者は嘘をつく。大神は認知心理学を用いて、隠された真相を暴く。