小説・人文

イラストブックレビュー

くっきりとした陰影で悲しみを描く短編集

『あなたならどうする』井上 荒野 (著) のイラストブックレビューです。「あなたならどうする」「東京砂漠」「ジョニイへの伝言」など昭和歌謡曲にインスパイアされ生まれた9つの短編。
イラストブックレビュー

ロボットに芽生える家族愛にキュンとする

『ロボット・イン・ザ・ハウス』デボラ インストール (著)のイラストブックレビューです。ベンと元妻エイミーに、女の子のボニーが誕生した。イヤイヤ期のぽんこつロボット・タングは「妹」のお世話をしようと張り切るが…。
イラストブックレビュー

とめどなく溢れ出る愛しい物語たち

『ぶらんこ乗り』いしい しんじ (著)のイラストブックレビューです。ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意だったわたしの弟はもういない。残されたノートには、痛いほどの真実が記されていた。
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大切なものを失った痛みがここにある

『夜の木の下で』湯本 香樹実 (著) のイラストブックレビューです。友情、兄弟の絆。幼い頃、もしくは10代の頃に共有した出来事や感情。過ぎ去ってしまった時間を鮮やかに、瑞々しく描く短編集。
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胸と心に沁みる 旨い飯と昼の酒

『ランチ酒』原田ひ香 (著)のイラストブックレビューです。犬森祥子の職業は「見守り屋」。人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずに見守る。そんな祥子の唯一の贅沢は仕事を終えた後のランチ酒。旨い食事と酒が、仕事や自分の心を癒してくれる
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孤独をあまたの言葉で飼い慣らし、ひとり生きる

『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子 (著) のイラストブックレビューです。70代の桃子さんは夫に先立たれ、ひとり暮らし。まれ故郷の言葉で、過去と現在を行きつ戻りつ、己の人生を振り返り、孤独と寄り添う。
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心に寄りそう和菓子をどうぞ

『ぶたぶたの甘いもの』矢崎 存美 (著)のイラストブックレビューです。知る人ぞ知る「和菓子処しみず」。季節の絶品和菓子に甘酒、おでんや焼きそばまで旨いものが勢ぞろいするこの店の主人は、何とぶたのぬいぐるみだった。
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音が発する色と感度の世界に引き込まれる

『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』江國香織 (著)のイラストブックレビューです。小さな動物や虫と話ができる幼稚園児の拓人。彼の目に映るはカラフルでみずみずしい世界を通して、大人たちの穏やかでない日常を冒険する。
イラストブックレビュー

ここまで書いちゃっていいの!?夢の国の衝撃の舞台裏

『ミッキーマウスの憂鬱』松岡 圭祐 (著) のイラストブックレビューです。ディズニーランドでキャラクターたちの衣装着脱や管理のアルバイトをすることになった大輔。ミッキーマウスの着ぐるみが一体行方不明なのだと言う知らせを受け、大輔たちは着ぐるみの捜索に奔走する。
イラストブックレビュー制作動画

失恋を笑い飛ばせ!!

『太陽の塔』森見 登美彦 (著)のイラストブックレビュー制作動画です。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。テキストとイラストが出来上がっていく様子をお楽しみください。