2020-06-12

イラストブックレビュー

社会という荒波へ船出する君に

『「手紙屋」』喜多川 泰 (著)のイラストブックレビューです。就職活動に出遅れ、将来に悩む大学四年生の「僕」はふとしたきっかけで「手紙屋」という存在を知る。手紙屋との文通の中から「仕事」「働くこと」について考えていく。
未分類

ある意味、夢のような本屋さんのお話

『金曜日の本屋さん』名取佐和子 (著)のイラストブックレビューです。とある小さな駅の中にある本屋は、”読みたい本が見つかる本屋”らしい。そんな情報を聞きつけた大学生、倉井史弥は父から借りて無くしてしまった本を求めに訪れるが、本屋の女店長に一目惚れして…。
イラストブックレビュー

老人が空を指さした先には何があったのか

『天上の葦 上』太田 愛 (著) のイラストブックレビューです。小さな興信所を営む遣水のもとに奇妙な依頼が舞い込んだ。渋谷のスクランブル交差点で、空を指差し絶命した老人。彼が最期に何を見たのかを調べろ、というもの。一方、停職中の刑事・相馬は行方が分からなくなった公安刑事の捜索を依頼される。二つの事件に潜む、社会を震撼させるものの正体は何なのか。