2020-08-03

イラストブックレビュー

漂う男の感性を見事に描いた恋愛小説

『夏の情婦』佐藤 正午 (著)のイラストブックレビューです。たやすく手に入れた女も仕事も、夏の終わりとともに通り過ぎて行った。一瞬の情熱、乾いたきらめきを描いた表題作のほか、軽快な青春小説集。
イラストブックレビュー

自分と世の中を客観的に見るヒント

『こころ彩る徒然草 ~兼好さんと、お茶をいっぷく』木村 耕一 (著)のイラストブックレビューです。「徒然草」二百四十四段の中から六十六選び、現代の私たちに語りかけるよう、わかりやすく意訳。
イラストブックレビュー

自分の「匂い」を失った画家が巻き込まれる奇妙な事件

『探偵は絵にならない』森晶麿 (著)のイラストブックレビューです。画家の濱松蒼はいなくなった彼女を探して故郷の浜松へ。友人の小吹蘭都の住居に転がり込むが、そこには奇妙な依頼が舞い込んで…。