のこ
ロボットに妹ができたらどうなるかしら?
ぬこ
想像もつかんな〜
小さな妹って可愛いイメージだけどね。
のこ
そうそう、主人公のロボット・タングも
可愛い妹の世話に張り切るの!
ぬこ
いいことじゃないか。親も助かるし。
のこ
「小さな男の子」が赤ちゃんの世話を
するところを想像してみて。
良かれと思ってやってくれたあれこれが…
ぬこ
うお すごいことになりそう。
親の力も試されそうだな。
のこ
そうなの。
トラブルが家族の絆を一層強めていく感動の物語よ。
『ロボット・イン・ザ・ハウス』
デボラ インストール (著) 松原 葉子 (翻訳) 小学館文庫
あらすじ
ベンと元妻エイミーに、女の子のボニーが誕生した。イヤイヤ期のぽんこつロボット・タングは「妹」のお世話をしようと張り切ったり、「妹」にやきもちを焼いたり。
そして一家を脅かす謎のロボットとは。面倒くさくも愛おしい、人間とロボットの「家族」の物語。
タングの「お兄ちゃんぶり」が微笑ましい
ロボットでありながら、学習能力を持ち、感情や思いやりを学んでいく男の子のロボット、タング。
彼なりに小さな妹をお世話したい、という気持ちがひしひしと伝わってきて、タングを抱きしめたくなってしまいます。
まとめ
タングの所有権、動力源、謎のロボットに夫婦のよりを戻すのかどうか…。
トラブルを乗り越えて彼らの絆が強くなっていくのが伝わります。
タングの家族を思う気持ちにキュンとくる、あたたかな物語です。
<こんな人におすすめ>
ロボットが家族愛を育んでいく物語を読みたい
ロボットと家族の絆を築いていく人間たちの話を読みたい
タングのファン
リンク
のこ
タングは物語ごとに成長を遂げているの。
その成長ぶりを楽しむためにシリーズで読むことを
オススメするわ。
ぬこ
シリーズ1作目のイラストレビューは
こちらから読めるぞ。
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