藁にもすがる思いで掴んだ 玉が導く運命とは

ぬこ
ぬこ

ふふふ〜ん♪

のこ
のこ

ご機嫌ね。

何かいいことがあったの?

ぬこ
ぬこ

今日の俺、金運が最高なんだ〜♪

お金拾っちゃうかな、宝くじ当たっちゃうかな〜?

のこ
のこ

(単純ね…)

こちらは江戸時代の占いのお話よ。

しかも答えを必要としている人の前にだけ現れる

占い師なんですって。

ぬこ
ぬこ

俺も占ってもらおうかな。

億万長者になるって言われたらどうしよ(≧∀≦)

のこ
のこ

(…)今でも充分幸せそうに見えるけど。

『たまうら』   星乃 あかり (著) 小学館文庫

あらすじ

昔も今も人の悩みはつきぬもの。そんな悩みを抱えた人の前にあらわれるのは「玉占〜たまうら〜」という行燈を掲げた老婆。

相談すればたちまち望みを叶えてくれるという。

悩みを持つ人間の前にあらわれる不思議な占い師

悩みを持った人間に、壺の中から玉をひとつ選ばせます。

選んだ玉は、悩みの原因を表すもの。

これを解決するための玉を、相棒の猫が壺から取り出し、その玉を身につけていれば問題が解決します。

まとめ

恋、商売、、金、上司との関係。いつの時代も人の悩みは変わりません。

そして問題も解決も、自分自身の中にあるという事も。

そんなことを気づかせてくれて、心をやさしくほぐしてくれる、そんなちょっぴり不思議であたたかい物語です。

<こんな人におすすめ>

江戸の人々の悩みを解決する話を読みたい
江戸のファンタジックな人情話に興味がある
星乃 あかりのファン

のこ
のこ

占いは助けてくれるけど

解決するのはあくまでも

自分なのよね

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

にほんブログ村

書評・レビューランキング

コメント