のこ
歳をとっても恋愛できると思う?
ぬこ
問題ないな!俺がモテ男で生涯現役なのは
紛れもない事実だから( ̄ー ̄) ドヤッ!
のこ
…。
こちらは80歳の女流作家、まり子が
家出の後、かつて思いを寄せた相手と
恋愛を成就させるお話よ。
ぬこ
すごい執念…いや思いが叶って
良かったじゃないか。かえって若返ったり
するんじゃないの?
のこ
そう簡単に行かないのが
老人の恋愛かもしれないわね。
『傘寿まり子(2)』 おざわ ゆき (著) 講談社
あらすじ
若い頃に憧れていた八百坂さんから同棲を申し込まれたまり子。周囲の反対を押し切り、新生活をスタートさせるが、老いらくの恋は予想以上に波乱万丈で…。
かつての憧れの存在であった男性と同棲をはじめたまり子。その効果は文章にもあらわれます。恋の力は仕事の質をも上げるのです。それは年齢には関係ないのですね。
まとめ
互いに刺激を受け合い、とっても充実した日々を過ごす2人。しかし、「高齢」ということがネックになり、新たな問題が起こります。
注目すべきは80歳、まり子の生きる姿勢です。若い世代だって同じ目に遭えば落ち込んでしまうような事態でも、目をそらすことなく、真実を受け止め、果敢に立ち向かっていくのです。
そんなまり子を応援したくなるコミックです。
<こんな人におすすめ>
80歳の恋愛の行方が気になる
80歳がどう世の中を渡っていくのか興味がある
おざわ ゆきのファン
リンク
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『傘寿まり子(1)』のイラストレビューはこちらからもご覧いただけます。
ぬこ
仕事の質も上がるなんて
いくつになっても恋愛の力は偉大だな!
のこ
力が湧いてくるような恋の力は素晴らしいわね。
その一方で、世の中が老人に対してどう考えているか、
そんな問題点も見えてくるコミックなの。
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