こちらは元刑事と作家がタッグを組んで
老婦人殺害の謎に挑むミステリーよ。
元刑事と作家?
なんだかおもしろそうな組み合わせ。
元刑事はクセが強く、作家は
想像力が豊か。2人のかけあいも
おもしろいの。
イギリスが舞台だって?
シャーロックホームズを彷彿と
させるところもいいね。
『メインテーマは殺人』
アンソニー・ホロヴィッツ (著) 山田 蘭 (翻訳) 創元推理文庫
あらすじ
資産家の老婦人が、自らの葬儀の手配をしたその日に絞殺された。彼女は自分が殺されることを知っていたのだろうか?作家のホロヴィッツは、知り合いの元刑事ホーソーンから、この事件を調べ、本にしないかと持ちかけられる。二人は事件の謎を解くことができるのか。
ホーソーンと共に事件の謎に挑む作家のホロヴィッツだが
児童向けの物語やドラマの脚本を書いている作家のホロヴィッツは、新しい作風を手がけるべきだと考えていました。そんな折、ホーソーンに、ある事件の謎解きを本にしないか、と提案されます。ホロヴィッツに「余計な話をするな」と言ったり、自分の事は一切話そうとしないホーソーンに苛立ちを隠せないホロヴィッツ。
この話をなかったことにしようとしますが、少しずつ明らかになっていく事件の真相と、ホーソーンの鋭い洞察力を目の前にして、再びホーソーンと共に動きます。
まとめ
イギリスを舞台に、抜群の洞察力と推理力を持つが少々扱いの難しい元刑事のホーソーンと、単純なところもあるけれど、豊かな想像力と好奇心を持つ作家のホロヴィッツが事件に挑みます、その巧みなトリック、舞台設定、二人のやりとりなど、あらゆる角度から楽しめる本格ミステリーです。
<こんな人におすすめ>
作家と元刑事のコンビが謎を解くミステリーを読んでみたい
エンターテイメント性がありながら古典的でしっかりとしたミステリーが好き
アンソニー・ホロヴィッツのファン
うわお ホーソーンのそばにいると
神経がすり減りそう。
ホロヴィッツに同情するなあ。
扱いにくいホーソーンだけど
推理力は抜群なのよね。
ホロヴィッツがうまくカバーしながら
展開していく本格ミステリーね。
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