商店街の人々を守るのは長身銀髪のもと怪盗紳士

のこ
のこ

こちらはある商店街の問題を

解決していく、元怪盗のお話よ。

ぬこ
ぬこ

怪盗!というとルパンのような??

のこ
のこ

そうなの。イギリスで怪盗として

活躍していた男性が、日本人女性と

結婚し、引退して現在は商店街で

暮らしているの。

ぬこ
ぬこ

イギリス人怪盗と商店街…

不思議な組み合わせだな〜。

『花咲小路四丁目の聖人』 小路幸也 (著) ポプラ文庫

あらすじ

花咲小路商店街で英語塾を営む亜弥。父親は長身銀髪に豊かな口ひげをたくわえたイギリス人の聖人。日本に帰化している彼は、若い頃美術品を中心とする泥棒としてイギリスで名を馳せていた人物。その手腕で商店街の中で起こる問題を解決していく。

浮気しているらしい中華屋の親父、店内に突然あらわれた大きな絵画。聖人の手伝いをしている幼なじみから情報を聞き出し、その謎を追っていくうちに、花咲商店街存続の危機か?という程の大きな問題が潜んでいたようで…。

まとめ

聖人は全体を見通し、情報を集め、行動を決定します。亜弥の幼なじみの克己と北斗が協力していますが、亜弥には詳しいことを教えてくれません。のんびりとした昔ながらの商店街を襲う危機を救う、もと怪盗紳士の鮮やかな手腕に感嘆詞、商店街を愛する人々の思いに胸があたたかくなる物語です。

<こんな人におすすめ>

もと怪盗紳士が活躍する話に興味がある
商店街で起こる事件から伝わるあたたかな人間ドラマを読んでみたい
小路幸也のファン

ぬこ
ぬこ

聖人かっこいいな!

その活躍ぶりにわくわくしちゃうぜ!

のこ
のこ

商店街とそこにいる人々への

愛を感じる、心あたたまる物語ね。

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