のこ
こちらは、歌人が日常の中の
「食べ物」をテーマに綴った
エッセイよ。
ぬこ
へえ〜。歌人のエッセイ?
美しい表現を使ったりしていそうな。
のこ
驚きと笑いに満ち溢れた
内容なのよ。
ぬこ
それはおもしろそうだな!!
『君がいない夜のごはん』穂村 弘 (著) 文春文庫
あらすじ
歌人が日常の中に見出した「食べ物」を綴るエッセイ集。食べ放題におののき、「ダサい食べ物」を恐れ、脳内に現れる「逆ソムリエ」の声から逃げる、驚きと笑いに満ちた58のエッセイ。
お気に入りの食べ物に余計な情報をもたらす「逆ソムリエ」とはどんなものなのでしょう。
しっとりとした口当たりでほの甘い、お気に入りのパンに対し、逆ソムリエは言うのです。
「店長がひとつひとつ丁寧に口に入れてはまた出したパンでございます」こんなの聞いたら食べられなくなるじゃないかー…。
著者の独特の感性で、ついていけない新しい食べ物、やめられない甘いもの、ダイエットの失敗など、様々な「食べ物」に関する思いをユーモアたっぷりに綴ります。
まとめ
そんなことあるか!と突っ込みつつも、どこか「意外とあるかも」と思ってしまう食エッセイたち。
それにしてもお気に入りに手が伸びなくなる「逆ソムリエ」には気をつけなければなりませんね。
<こんな人におすすめ>
驚きとユーモアに満ちた食エッセイを読みたい
「あるある」と頷いてしまうようなエッセイが好き
穂村 弘のファン
リンク
ぬこ
逆ソムリエダメだろー!!
と言いつつ俺の中でも何かが
語りかけてくるぜ…(゚o゚;;
のこ
ちょっと変わった視点で
食べ物について描かれた
楽しいエッセイね。
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