のこ
こちらはシリアルキラーが
ある人物のボディガードを
つとめるというお話よ。
ぬこ
そんなやつがボディーガード?
護られている人が殺されちゃったり
しないのか?
のこ
その思いを抱えているのだけど
対象者を殺すのは自分だという思いから
恐怖を感じにくいという特質を生かして
ガードしていくの。
ぬこ
おおお〜
それはおもしろそうだ!!
『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』 鷹樹 烏介 (著) 宝島社文庫
あらすじ
二十三人もの人間を殺し、死刑判決を受け執行されたはずのボク。
しかし、ベッドの上で蘇生し「山本和夫」という名前と警視庁に所属する総務部の巡査部長という身分を与えられた。
仕事の内容は「特殊事案」を担当する「姫様」こと当麻奈央のボディガードだった。
山本はサイコパスであり、連続殺人鬼でもあります。
人よりも恐怖を感じにくい、という特質を見込まれ、奈央のボディガードを命じられます。
奈央の仕事は『特殊事案』、つまりこの世ならざるものが関わる事件を解決することなのです。
まとめ
敵は未知なる妖怪のような、ファンタジックホラーのような存在。
対する奈央も揚力のようなものを使って戦います。
しかし、そうした非現実的なパワーのみが行き交うのではなく、山本の人間としての冷静な判断と、戦闘能力が大きな助けとなっていることが物語に奥深さを与えます。
手に汗握るアクションの連続に、ページをめくる手が止まらなくなる物語です。
<こんな人におすすめ>
サイコパスがどのようにボディガードをするのか興味がある
「この世ならざる者」と戦う話を読んでみたい
鷹樹 烏介のファン
リンク
ぬこ
人ならざる者との戦い!!
手に汗握るぜ!!
のこ
サイコパスの特質を生かして
冷静に鬼たちと戦う連続殺人鬼。
めくるめく展開にページを捲る手が
止まらなくなるわね。
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