のこ
こちらはあるカップルが
誘拐された知人の息子の
救出と犯人を追うミステリーよ。
ぬこ
ええ〜 素人が犯人を追うの?
のこ
女性の父親は警察署長なのだけど
それを利用して情報を収集していくの。
ぬこ
ほほ〜 なんとも活発な
素人探偵だな!
どんな結末になるのか興味深いぜ。
『七日間の身代金』 岡嶋 二人 (著) 講談社文庫
あらすじ
歌を歌う千秋と、作曲・伴奏を担当する要之助のカップルはプロデビューを目指している。
ある日、千秋の友人から弟と前妻の息子が誘拐されたと相談される。
身代金の受け渡しである、どこにも逃げ場のない小島から聞こえてきた銃声、発見された友人の死体、消えた犯人と身代金。
千秋と洋之介は犯人を突き止めようと動き出す。
友だち以上恋人未満の千秋と洋之介はポンポンと軽快な会話をかわしながら、真実と二人の距離を縮めていきます。
そして犯人の目ぼしをつけますが、犯人は鍵の密室に閉じ込められていたのです。
父親が警察署長であることを盾に、ぐいぐいと頭を突っ込んでいく千秋と、そんな千秋にしぶしぶついていく要之助はいいコンビです。
まとめ
スピーディーな展開と、緻密なトリック。
そしてイキのいい二人の活躍で、ページをめくる手が止まらなくなるミステリーです。
<こんな人におすすめ>
昭和を感じる密室ミステリーを読んでみたい
誘拐と密室の身中の謎を解く物語に興味がある
岡嶋 二人 のファン
リンク
ぬこ
千秋はパワーあるな〜。
ついていく男も大変だ(^_^;)
のこ
スピーディーな展開と
緻密なトリックで、
最後まで一気読みしてしまう
ミステリーよ。
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