文章が書けなくて困った
ことはある?
飼い主は毎日困っている
みたいだぞ。集中力が落ちると
自分で読んでみてもわけのわからない
文章を書いてしまうらしい。
仕事でも日常でも文章を
書くことは多いわよね。
こちらは「伝わる」文章を書くために
基本から応用までをていねいに解説した一冊よ。
小手先のテクニックとか?
その場ではなんとなく良くなった
気がするけどすぐにもどっちゃったり
するんだよなあ。
文章の仕組みや構造から
読む人の思考や意識を考えた
書き方まで説明しているの。
理解度の段階別に解説しているから
しっかり身について長く使える内容よ。
なるほどね。飼い主にも
おすすめしてみよう。
『マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~ 』
前田 安正 (著)大和書房
概要
メールや手紙、企画書、稟議書、報告書。
日常の中で文章を書く機会は思いのほかたくさんあります。
伝えたいことが伝わる文章を書くことは難しい…。
そんな風に感じている方に向けて、本書では文章の基礎から、物事を客観的に捉えてストーリを練り上げる実践的な方法までを、ていねいに解説。
「何となく書いたけど言いたいことがわからない、伝わらない」文章から「わかりやすい、言いたいことが伝わる」文章になるために必携の一冊。
謎のおじさんから楽しく文章の書き方を学ぼう
就活を控え、エントリーシートが書けなくて困っている大学生、すずちゃん。
彼女のバイト先に現れた謎のおじさんが文章の書き方を指南してくれる、という形で本書は進行します。
基礎である「主語と述語について考える」「文と文章の構造を考える」から発展形の「人の思考を意識する」「『why』を意識する」へと理解度に合わせて説明していきます。
すずちゃんとおじさんの軽快なやりとりを挟みつつ、楽しみながら文章がどのようにできているのか、伝わるための文章に必要なコツなどを学ぶことができます。
まとめ
日本の文章の指南書でありながら、横書き・左開きという仕様は、ネットやスマホの画面に見慣れた若者にも親しみやすい作り。
改善前と後の文章例も豊富に記載されているから効果のほどもひと目でわかります。
書き込みエリアもあるのですぐに実践できます。
長く手元に置いて使っていきたい、頼りになる文章指南書です。
<こんな人におすすめ>
相手に伝わる文章が書けない
書いているうちによくわからない文章になってしまう
楽しみながら実践できる文章指南書に興味がある
「違和感を感じる」だって!!
気をつけてもたまーに
こういう重複表現やっちゃうんだよな〜
と飼い主が言ってたぞ。
文章を書きなれていない人の
指南書としてはもちろん、書きなれて
いる人にとっても基本を見直し
より読みやすい文章をつくるために
おすすめの一冊ね。
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