ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『リベンジ』五十嵐 貴久 (著)

のこ
のこ

こちらは「リカ」シリーズの第8弾よ。

同僚を救うためにリカに銃弾を放ち

辞職した元刑事が再びリカと対決するの。

ぬこ
ぬこ

リカは十二発もの銃弾を

浴びたわけだろ?それで

生きていられるのか?

都市伝説的な噂なんじゃ…?

のこ
のこ

事件後病院へ運び込まれた遺体が

1体足りないこと、京都でリカらしき

人物が目撃されていること。これらの

情報を踏まえ、元刑事の孝子は警察と

連携してリカと接触しようとするわ。

ぬこ
ぬこ

リカに勝てる方法ってあるわけ?

いや一度対決してるからこそ

リカを倒せる可能性も考えられるのか。

『リベンジ』五十嵐 貴久 (著)幻冬舎文庫

あらすじ

懲戒免職となり警察を辞めた後、浮気調査専門の興信所に勤めている青木孝子。

二年前、同僚を救うべく十二発の銃弾を撃ち込んだ雨宮リカの死体は行方不明。

再びリカが自分を襲ってくるという恐怖と戦いながら日々を過ごす孝子に、リカらしき女の目撃情報が。

事件に決着をつけるため、京都へと向かった孝子だが。

因縁の二人が再び対決する、シリーズ第八弾。

あの女との対決の時が再び訪れる

十二発もの銃弾を使ったことで懲戒免職となった孝子。

恋人をリカに殺され、リカに捕らえられ片目を抉り出された同僚、尚美を救うため、リカへ銃弾を打ち込んだのでした。

現場はリカ以外に二体の死体があり、合計三体が病院へ運ばれたはずですが、病院が受け入れた死体は二体。

現場の刑事、救急隊員や医師たちも混乱の中で記憶が曖昧に。

リカは逃亡し、どこかに潜伏しているのではないか。

警察内部でもそんな噂がささやかれる中、京都でリカらしき人物が目撃されたという情報が入ります。

京都で目撃者に話を聞くなかで、リカの逃亡生活の様子が明らかに。

そこで感じた違和感はいったい何につながるのか。

今は無人となっているリカの生家で、リカらしき人物が目撃されます。

孝子は警察に連絡し、自分が囮になることを伝えます。

四十人の刑事が拳銃を携行。

万全の体制で挑んだというその慢心の隙をついてリカはやってくる。

緊張しながら待機する中、雨が降り出し、視界が悪くなります。

深夜の時間帯であるのに子供が一人で歩いているという通報が刑事の一人から入り…。

まとめ

十二発もの銃弾を受けながら逃亡し、京都で目撃されたというリカ。

深く底のないリカの悪意に飲み込まれてしまった同僚・尚美の仇、そして新たな犠牲者を出さないために、リカを見つけ出し今度こそ息の根を止める決意を固める孝子。

自分が囮となり、四十人もの刑事が配備されますが、必ずリカはこの警備を破り、自分に向かってくる。

迫る恐怖と戦いながら冷静にリカを分析し、状況を判断する孝子。

とんでもない化け物、リカを相手に、彼女ならば…と期待を持たせてくれます。

そして迎える対決シーンは雨の暗闇から始まり、まさに息つく間もない激しいシーンが次から次へと展開します。

そしてラストには衝撃の新事実が。

読後はリカの悪意に包まれ茫然となりますが、新たに始まる物語の予感に期待値がはちきれんばかりに上昇する、シリーズ第八弾です。

<こんな人におすすめ>

最強シリアルキラーと対決する女刑事の話に興味がある
『リカ』シリーズのファン
五十嵐 貴久のファン

ぬこ
ぬこ

ひえええぇぇぇΣ(°□°; )

なんちゅう凄まじい対決…!!

そんでもって え!?

そうなの!?ちょっと 次早く!!

のこ
のこ

無敵と思われるリカに挑む

孝子に期待が高まるわね。

そして今後を予感させるラストにも

注目のシリーズ第八弾ね。

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