ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店― 』町田 そのこ (著)

のこ
のこ

こちらはイケメン名物店長のいる

コンビニ店をとりまく人間模様を

描く『コンビニ兄弟』第三弾よ。

ぬこ
ぬこ

とにかくキャラが秀逸だよな。

フェロモン店長だけじゃなくて

店員や客もなかなかクセ強い。

のこ
のこ

その店長をモデルにして漫画を

描いている、アルバイトの光莉の

『推し』が街にやって来ると聞いて

一目見ようとするの。

ぬこ
ぬこ

彼女も結構なオタクだもんな。

『推し』がやってきたらそりゃもう

大騒ぎしそうだな〜。

『コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店―』

町田 そのこ (著) 新潮文庫

あらすじ

フェロモンをまき散らす店長がいるコンビニで働いている中尾光莉は、『推し』がこの街にやって来ると聞き、浮き足立っていた。

光莉の推しメン、Q-eickの采原或るはある悩みを抱えていた。

また、結婚して故郷を離れてから半年になる井上佳織は重度のホームシックに。

また、店長のフェロモンが効かない、いつも冷静な店員、廣瀬はある女性客から恋人のふりをしてくれと言われ…。

北九州門司港のコンビニを舞台に、様々な悩みを持つ大人たちが集まり、自分だけの答えを見つけていく物語。

悩めるアイドルが向かった先は

フェロモン店長をモデルに漫画を描き、WEBで連載している光莉は九州を中心に活動する男性アイドルグループ、Q-wickのメンバー、采原或るを推しています。

自分の得意分野がわからず迷走したアピールを続ける彼の姿が尊いと感じています。

その或るくんが門司港の1日観光大使に任命されたという情報を聞き、光莉は休憩時間にその姿を拝みに行きます。

彼の笑顔にうっとりとしていると、別メンバーのファンと思しき女性たちが他のメンバーが来れば良かったのに、などと大きな声で喋りはじめます。

彼女たちをにらみつける光莉の横からスッと出てきたのは志波店長。

優しい言葉とフェロモンで、その場を和やかにいなします。

数日後、レジカウンターへ向かおうとする志波の腕に、パーカーのフードを目深に被った若い男性が、お礼を言いながらしがみついてきました。

パーカーのフードを外した顔を見て光莉は思わず声をあげます。

その男性は采原或るだったのです。

まとめ

自身の「売り」が何なのかわからずに必死にもがくアイドル或る。

その彼を推す光莉の熱量、そして彼から力をもらえる表現がオタク全開で楽しすぎます。

その『推し』という存在が或る自身をより光らせる鍵となるのです。

また、自己主張してこなかった良い妻が自分の意見を言えるようになったきっかけや、自分をごく普通と思っている店員、廣瀬に巻き起こる嵐のような出来事。

大人たちが壁にぶつかり悩み、そして人と出会い新しい価値観を得て、その壁を乗り越えていく姿に感動し、勇気と元気をもらえる「コンビニ兄弟」シリーズ第三弾です。

<こんな人におすすめ>

門司港のコンビニを舞台に悩みを持つ大人たちが繰り広げる人間模様を描いた物語に興味がある
『コンビニ兄弟』シリーズのファン
町田 そのこのファン

ぬこ
ぬこ

最初にオタクの推し全開で笑わせて

嫁のホームシックと友情にほっこりし。

廣瀬の話でグッと来る…。話の構成も

見事なんだよな。

のこ
のこ

個性の強い人たちも、一見

地味な人たちも同じように

思い悩み、ぶつかり合いながら

壁を乗り越えていく、感動の物語ね

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