古本食堂

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『古本食堂 』原田 ひ香 (著)

北海道で両親を介護し看取った後、介護職をしながら一人で暮らしていた鷹島珊瑚。東京の神保町で古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝し、その店とビルは珊瑚に遺された。古書店経営の経験は皆無だが、ひとまず上京してきた珊瑚。一方珊瑚の親戚で国文科の大学院生である美希喜は、滋郎が生きていた頃、何度か店に通っていたこともあり、珊瑚の様子を見つつ、店の手伝いもすることに。