イラストブックレビュー

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激動の時代に生きた浮世絵師の苦悩と矜持

『おもちゃ絵芳藤』谷津 矢車 (著) のイラストブックレビューです。大師匠である宇田川国芳が亡くなり、門下生たちが弔いに集まった。若頭格である芳藤は自身の絵が全く売れないでいる。弟弟子たちの才能を横目に、芳藤は子供用の玩具絵を描き続ける。
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かわいくて、うれしくて、泣けてくる物語

『NNNからの使者 毛皮を着替えて』矢崎存美 (著)のイラストブックレビューです。二十年間いっしょに暮らした猫を亡くしてペットロスになった青年。猫を失った経験を持つ男女のもとへ今日も三毛猫のミケさんは、ネットワークを駆使して、出会いを提供する。
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言葉のプロがつくりだすツッコミのおもしろさ

『本が好き、悪口言うのはもっと好き』高島 俊男 (著)のイラストブックレビューです。小説、新聞、テレビでの言葉の使われ方、国語辞典の意義、中国を「支那」と呼ぶのは悪いことなのか…など言葉をテーマにしたエッセイ。
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猫の推理の実力はいかに…?

『猫には推理がよく似合う』深木 章子 (著) のイラストブックレビューです。田沼清吉法律事務所では、飼われている猫「スコティ」はおしゃべりをする。事務員の花織はこのスコティに、推理合戦を仕掛けられる。
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地獄は身近な場所でその扉を開けている

『何様ですか?』枝松 蛍 (著)のイラストブックレビューです。女子高生、平林美和。壮絶な過去を持つ彼女は、大量殺人計画を遂行しようとする。そんな美和に近づくのは意識高い系の倉持穂乃果。倉持やクラスメイトを見下しつつ、計画を進めようとした平林だが。
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心がやわらかくほぐれるような、あたたかな物語

『コーヒーと楽しむ 心が「ホッと」温まる50の物語』のイラストブックレビューです。ほっとひと息つきたいブレイクタイム。コーヒーを片手に、さらりと読めて、心がやわらかくなるような話を集めました。
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その偶然は、ホンモノですか?

『偶然屋』七尾 与史 (著) のイラストブックレビューです。司法試験へのチャレンジを諦めた里美は就活に苦戦していた。電柱に貼られた求人広告の会社へ連絡を入れると、面接場所として指定されたのはパチンコ屋。里美は「偶然屋」で働くことになったのだった。
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見た目はやっぱり大事でしょ!0.1秒で好印象のテクニック

『空気を読まずに0.1秒で好かれる方法。』柳沼佐千子 (著)のイラストブックレビューです。相手の右脳に直接訴えかけ、好感を持ってもらえるような「かたち」を把握していれば空気を読む必要はありません。「好かれるフォーム」を身につけて、今日からあなたも好感度アップ!
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おいしいスープのつくりかたは自分の中にある

『月のスープのつくりかた』麻宮 好 (著)のイラストブックレビューです。同居していた姑とうまくいかず、家を飛び出してしまった高坂美月。バイトをしている家庭教師で小学六年生の理穂を担当することに。
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気が付かないうちにアッコちゃんに会っているかも?

『3時のアッコちゃん』柚木 麻子 (著)のイラストブックレビューです。商社の契約社員として働く三智子は、シャンパンのキャンペーン企画を担当しているが、会議は停滞して思うように進まない。そこへあらわれたのは、かつての上司、アッコさんだった。