講談社文庫

イラストブックレビュー

この鉄道を支えている人たちに会いたくなる

『ローカル線で行こう!』真保 裕一(著)のイラストブックレビューです。新幹線の元カリスマ・アテンダントが託されたのは、赤字地域ローカル線の再生。知恵を絞り、発想を転換し、怯まずに挑む。元気をもらえる痛快お仕事小説です。
ブックレビュー

このおぞましさ、最上級

『孤虫症』真梨幸子(著)のブックレビューです。週に三度、別の男とセックスすることを習慣としている主婦・麻美。彼女と肉体関係を持った男性が次々と不審な死を遂げ、やがて麻美の体にも変化が訪れます。どこへ向かうのか見当もつかない、切れ味抜群のイヤミスです。
イラストブックレビュー

罪を犯すのも裁くのも「人間」であるということ

『13階段』高野 和明 (著)のイラストブックレビューです。事件当時の記憶をなくした死刑囚の無実を証明できるのか。刑務官と、前科を持つ青年が真実に挑みます。人を殺すこと、罰すること。人の命を絶つ、絶たれる、それを裁くことについて考えさせられるミステリーです。
イラストブックレビュー

知っているはずの人の「知らない部分」

『近いはずの人 』小野寺 史宜 (著)のイラストブックレビューです。愛する妻を失い、深い喪失感を悲しみに暮れる日々を過ごす北野。妻の携帯電話に残っていたメールは知らない男とのやりとりだった。一人の人間の死によってさざ波のように広がる悲しみと波紋をつぶさに描く物語です。
イラストブックレビュー

算術で心を整える 江戸の女性たちを描く物語

『お師匠さま、整いました!』泉ゆたか (著)のイラストブックレビューです。夫の跡を継ぎ寺子屋の師匠をしている桃のもとに春という大人の女性が訪ねてきた。算術の才能を見せる春に、寺子屋で一番優秀な娘・鈴はライバル心をむき出しにして…。
コラム

人が嫌がるオシゴト。そこから見えてくるものとは?

「人が嫌がるオシゴト。そこから見えてくるものとは?」をテーマにしたコラムです
ブックレビュー

罪とは何か 罰とは人間がすべき事なのか

『13階段』 高野和明著 のブックレビューです
ブックレビュー

一人の男の絶望と再生の物語

『近いはずの人』  小野寺 史宜 著  講談社文庫のブックレビューです。
ブックレビュー

算術を通して自分と向き合い、明日の光を見つけていく女たちの物語

『お師匠さま、整いました』 泉ゆたか 著 のブックレビューです
コラム

あの人の本当の姿って…?

今まで一緒にいたこの人は、本当に私が知っていた本人なのだろうか?そんな驚きと意外性に衝撃を受ける5冊の本を紹介します。