篠田 節子

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『田舎のポルシェ』篠田 節子 (著)

農家である実家で作られた大量の米を引き取るために、荷物の積め込みと運転を手伝ってくれる相手を同僚から紹介してもらった翠。現れたのは、白い軽トラに乗ったいかついヤンキーだった。岐阜から東京への往復1000キロの旅の途中、台風の接近をはじめとした様々なトラブルに巻き込まれ…。
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深い孤独と絶望の果てに見出した光とは

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神の仕業か、悪魔のいたずらか。修道院で起こる謎。

『廃院のミカエル』 篠田 節子(著) のイラストブックレビューです。食品輸入会社の現地職員として働く美貴は、アテネに訪れた。目的の蜂蜜を捜すために訪れた村にあった、修道院の壁に描かれた大天使ミカエルの絵を見つける。それから彼女の周囲では不思議な出来事が起こり始める。
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極限状態における神とは、祈りとは何なのか

『弥勒』 篠田 節子 (著) のイラストブックレビューです。新聞社で展覧会を企画・運営する仕事をしている永岡は、妻の髪飾りがヒマラヤの国、パスキムの破壊された仏像の一部と気付く。美術品持ち出し禁止の国で政変があったことを知り、密入国を試みた永岡が目にしたものは虐殺された僧侶たちと壊滅した都市だった。そして革命軍に捕らえられ…。