『俺だって子供だ!』 宮藤官九郎 著 文春文庫
「BOOK」データベースより
人気脚本家・宮藤官九郎が、結婚10年目に授かった愛娘「かんぱ」との日々を綴る爆笑エッセイ。お風呂に入れては号泣させ、赤ん坊グッズに萌え、離乳食を味見し、高熱にのけ反ったかんぱを半泣きで救急病院へ連れて行き……。「子供ってめんどくせえ! 」から「可愛さのピーク! 」にいたるまでの親子ともどもの「成長」を描く。
クドカンならではの子育てエッセイ
子供って、受けると同じことを何度でもやる。いいかげんウザい。でもカワイイ。そう、ウザカワイイのです。
娘の食べ残しが密かに好き。これは喋った範疇なのか。
さすが人気脚本家、細かなところまで良く観察しているなあと感心します。そして、日常の忙しさから見過ごしてしまいそうな、子供の小さな成長や違和感を、疑問や不安、そしてたっぷりの愛情を持って描きます。
そして、私たちに気づかせてくれるのです。子供って理不尽。それでいて「ウザカワイイ」ことを。
<こんな人におすすめ>
クドカンファン
子供が苦手だと思ってる人
育児中のパパ目線に興味ある人
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