『スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス』
志駕 晃 (著) 宝島社文庫
あらすじ
OLの有希は、昼休みに訪れた公園でベンチの下に落ちていたスマホを拾った。落とし主と連絡がつき、無事に返すことができたのだが、有希の周囲で不可解な出来事が起こり始める。一方、刑事の桐野は東京オリンピックを標的としたサイバーテロ対策に向かうが、このテロには逃亡中の連続殺人鬼が協力していることが判明する。一つのスマホが都市を震撼させる事件へと発展する。
落ちていたスマホと都市を狙うサイバーテロ
同棲していた彼氏に突然別れを告げられた有希。落ち込んでいたところ、スマホの落とし主である滝嶋と再開し、交際に発展。しかし、瀧嶋の行動や言動にはどこか不審なところが。一方、サイバーテロ対策で出向してきた桐野刑事は、逃亡中の連続殺人犯、浦井が北朝鮮からテロに協力していること、そしてこの内閣サイバーセキュリティーセンターにスパイがいることを知らされます。
まとめ
真の敵は誰なのか、誰が誰に、どこから仕掛けてくるのか。わかりそうでわからない、ドキドキの展開で、ページをめくる手が止まらない、一気読み必至のミステリーです。
<こんな人におすすめ>
日本がサイバーテロの標的になる話に興味がある
スパイや公安が暗躍するエンターテイメントなサスペンスを読んでみたい
志駕 晃のファン
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