本人も環境も問題の多い、ドタバタミステリー

『ワニの町へ来たスパイ』

ジャナ・デリオン (著)   創元推理文庫

あらすじ

潜入捜査で暴れ過ぎ、命を狙われる羽目になってしまったCIA秘密工作員のレディング。ルイジアナの小さな町で、別人になりすまし静かに身を潜めるはずが、なぜか地元の保安官に目を付けられ、おまけに人骨を発見。さらに街を仕切る老人たちにけしかけられ、人骨事件の謎を追うことに。

大人しく潜伏するはずがトラブルまみれのCIA秘密工作員

秘密工作員であるレディングは、その血の気の多さから何度も作戦を台無しにしてきましたが、今回は敵方から命を狙われてしまいます。そこで上司に命じられ、ルイジアナの小さな町で身を潜めることに。ところが、家の裏を流れる川から人骨を発見。大人しくしているどころか二人の老婦人、ガーティ、アイダ・ベルとともにこの人骨にまつわる事件の解決に乗り出します。殺された人物、行方不明の容疑者が明らかになるにつれ、老婦人たちの正体も少しずつ判明していきます。

まとめ

とにかくパワフルなレディングと破格な行動力を見せる老婦人たちの、ドタバタかつやる時はやる姿がカッコイイ、笑いありアクションありのとっても楽しいミステリーです。

<こんな人におすすめ>

笑いあるミステリーを読みたい
優秀なのかそうでないのかわからないCIA秘密工作員の話に興味がある
シリーズのファン

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