『村上海賊の娘(四) 』 和田 竜 (著) 新潮文庫
あらすじ
孫市を従え、真鍋一族に戦いを挑むも、圧倒的な兵数と力量の差に、不利に追い込まれる景。そこへ、村上一族が景を助けにやってきて、いよいよ村上&毛利VS真鍋&織田の戦いの火蓋が切って落とされた。
海賊のプロ同士によるエキサイティングな戦闘シーン
ともに、地元でなを轟かせた海賊、村上と真鍋。いわば海のプロ同士の戦いは血の気が多く、しかもユーモアを忘れない冷静さも讃えており、敵も味方もなんとも魅力溢れる面々が揃います。
まとめ
二転三転する戦さの局面、そして景と七五三兵衛の一騎打ちはとてもエキサイティングで目が離せません。彼らの荒ぶる息遣いまで聞こえてきそうな、戦国時代の物語。歴史が苦手な人も楽しめる、読み出したら止まらないお話です。
<こんな人におすすめ>
景と七五三兵衛の一騎打ちを読みたい
当時の船での戦いに興味がある
『村上海賊の娘(一) (二)(三) 』を読んだ
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