『歴史はバーで作られる』 鯨 統一郎 (著) 双葉文庫
あらすじ
研究家もびっくりな、歴史の新説がこのバーの掛け合いから次々と生まれる!義経は偽物にすり替わっている!?八百屋お七の真の目的は?銅鐸(どうたく)が作られた理由は?奇想天外な結論だが、うまい具合に誘導されて…。
歴史を学ぶ学生の安田と、教授の喜多川がふと訪れたバーには、歴史素人の美人バーテンダーと、市井の歴史学者、村木老人がいた。彼らはとんでもない議論をふっかけてくるのです。
まとめ
やりとりが軽妙で、ミサキの出すカクテルとお料理が上手に話をまとめます。想像の域が出ない感もありますが、その発想にはロマンがあるし、ドラマチックでもあります。ちょっと変わった視点で歴史を楽しめる物語です。
<こんな人におすすめ>
歴史が好き
歴史は好きではない
歴史の新説があるのなら読んでみたい
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