本がつなぐ 対極の二人の絆

のこ
のこ

こちらは育った環境が異なる

二人の少女の友情と人生を

描いた物語よ。

ぬこ
ぬこ

環境が違って友情なんて育めるのか?

マウント取ったり取られたりしそう…。

のこ
のこ

二人は本を通じて仲を深めていくの。

本が少女たちに与える影響も見所ね。

ぬこ
ぬこ

なるほどね。

そして成長した彼女たちに

どんな人生が待ち受けているんだろうな。

『本屋さんのダイアナ』 柚木 麻子 (著) 新潮文庫

あらすじ

パサパサの金髪にはしばみ色の瞳。キャバ嬢の母を持つ小学三年生の女の子。彼女は「大穴(ダイアナ)」という自分の名前が大嫌い。

でも、ツヤツヤの黒髪を持つ優等生、彩子が自分に好意を持ってくれた。本が好き、という共通点を持ち、仲を深める二人。

中学から別々の学校に通い、それぞれ道に進んで行く二人に待ち受けていたものとは。少女たちの出会いからの10年間を描いた物語。

二人の少女が出会い、友情を育んでいく

キャバ嬢のシンママに育てられ、アパートで二人暮らしのダイアナは、母に染められた金髪と変わった名前の生で友人はいない。しかし、本が好きという共通点から、仲良くなった彩子と、互いの家に行き来するほどに。あるきっかけから口をきかなくなった二人ですが、互いに気にかけていました。

まとめ

少女から大人へと変わる時、自分の弱さに気づき、それを認めることで強く成長していきます。周囲に、自分にとらわれ、もがく少女たちが、強く成長していく姿を描く、友情の物語です。

ぬこ
ぬこ

えっ こんな流れなのΣ(oдΟ;)

衝撃的…。

のこ
のこ

傷つきながらも、強く成長していく

女の子たちの姿を描いた物語ね。

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