こちらは恋愛のテクニックを
学ぶための手法を物語風に
描いた自己啓発書よ。
テクニックで恋愛が成功する
ものなのか?
そうね、具体的なテクニックもだけど
「モテる女」としてのマインドを
学べるわ。
ほほう。マインドね。
自分に自身がないと感じる時には
参考になるかもしれないな。
『わたしは愛される実験をはじめた。』 浅田 悠介 (著) KADOKAWA
あらすじ
四年付き合った彼氏に振られ、合コンで知り合ったどタイプの男性にLINEするも既読スルーに。
このまま私はずっと一人なのかも…。
そんな時、イケメン男性たちにアプローチされている女性が。お世辞にも美人とは言えないのに何故?
勇気を出して彼女に近づくと、彼女は私に「モテる女にしてあげる」と言った。
彼女の名はベニコさん。
黒髪ボブに真っ赤な口紅とキャリアウーマン風のいでたち。
ベニコさんは「私」にモテる女になるためのレクチャーをはじめます。
まずは相手が目をそらすまで見つめ続ける「ルッキング」。
そして、LINEは22時以降、短文で。軽快なやりとりができたとしても、あくまでもデートにこぎつけるためのツールであること…。
など、「恋愛認知学」と称した人間の心理や行動に基づき、有効な方法をベニコさんは伝授。
忠実に実行に移していく「私」は、とうとう理想の彼氏を手に入れるのですが。
まとめ
自分に自身がなく、「待ち」の体制だった「私」が、ベニコさんのアドバイスを受け、自信と魅力溢れる姿に変わっていく様子が印象的です。
最も身近な他人とのコミュニケーションである「恋愛」は、様々な気づきや成長をもたらしてくれるもの。
恋愛したい人もそうでない人も楽しめる一冊です。
<こんな人におすすめ>
好きになった人にいつもふられてしまう
好きな人ができるとつい前のめりになる
浅田 悠介のファン
恋愛に限らず、人間としての
魅力もアップする内容だな!
恋愛もコミュニケーションの一種。
学ぶ事で、自分のコミュニケーション力も
アップしていくのね。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。