生きていればこそ、その愛にたどりつける

のこ
のこ

こちらは別れてしまった二人が

ふたたび巡り会うお話よ。

ぬこ
ぬこ

どうして別れてしまったんだ?

のこ
のこ

いろんな人たちの感情が

こじれてしまって、二人を

絡みとってしまうの。

ぬこ
ぬこ

せつないなあ。

二人はどんな気持ちでいたんだろうな。

『生きてさえいれば』 小坂 流加 (著), 白身魚 (イラスト) 文芸社文庫NEO

あらすじ

ずっと入院している叔母、春桜(はるか)が、出せずにいる手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。

春桜のために、この手紙を届けようと、12歳の千景は、1人で東京から大阪へと向かう。

学校でのいじめに苦しみ、この手紙を届けたら死のうと思っていた千景。

届けた相手は、春桜が読者モデルとして活躍していた大学時代に思いを寄せた相手だったのです。

レからも愛される魅力的な用紙を持つ大学生の春桜から、いきなり「結婚しよう」と言われる秋葉。

いくら断ってもめげない春桜に辟易しつつも、春桜の抱える内面に気づき、次第に心を寄せる秋葉。

しかし、2人の中を引き裂く出来事が。

まとめ

兄弟、姉妹、親子、友人、恋人。様々な愛情がこじれて、2人を絡みとります。

それでも生きてさえいれば、その愛にたどりつける。

そう思わせてくれる、感動の物語です。

<こんな人におすすめ>

せつないラブストーリーを読みたい
生きる事の喜びを感じるような話が好き
小坂 流加のファン

制作動画はこちらからご覧いただけます。

ぬこ
ぬこ

わああああ

泣けるううう(இдஇ; )

のこ
のこ

生きてさえいれば、その愛に

たどりつけるのよね。

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