のこ
こちらは元裁判官のおばあちゃんが
謎を解くミステリーよ。
ぬこ
安楽椅子探偵だな。
もと裁判官なんていかにも
切れそうだな!!
のこ
孫娘と刑事が集めた情報を
もとに鋭い推理力を披露して
くれるの。
ぬこ
おお〜!それじゃ早速
お手並み拝見しよう!
『静おばあちゃんにおまかせ』 中山七里 (著) 文春文庫
あらすじ
特にこれといった突出した能力があるわけではないが、刑事には似つかわしくない愛想の良さとセールスマン顔負けの粘り強さを持つ、警視庁一課の刑事、葛城。
彼はガールフレンドの協力を得て、難事件を解決していく。
しかし、彼女の推理は、同居する元裁判官のおばあちゃんから授けられたものなのだという。
神奈川県警組対の刑事が銃で撃たれ、死亡。
銃の持ち主である、同じく組対の椿山が逮捕されます。
元上司である椿山の無実を証明しようと葛城は奔走しますが行き詰まり、ある事件で知り合った女子大生、円の意見を聞くことに。
そして葛城と現場を見てまわった後、円は静おばあちゃんに相談します。
話を聞きいた静おばあちゃんが見出した真実とは。
まとめ
厳しくも優しい静かおばあちゃん。
両親を亡くした円を見守り、そして正義とは、法律とはなんなのかを議論しつつ、円を真実へと導いていきます。
葛城と円のロマンスを挟みつつ、もうひとつの事件、円の両親が亡くなった交通事故についての不審な点が浮かび上がってきます。
全ての謎が解決するラストには最も衝撃的なことが!!聡明な静おばあちゃんの推理力に敬服するミステリーです。
<こんな人におすすめ>
元裁判官のおばあちゃんが謎を解くミステリーを読んでみたい
正義や法とは何かを考えさせられる物語に興味がある
中山七里のファン
リンク
ぬこ
えっ 静おばあちゃん…Σ(゚Д゚)
のこ
聡明な静おばあちゃんに隠された
秘密にも注目のミステリーね。
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