2021-03

イラストブックレビュー

度肝を抜く発想と驚きの展開が詰まった26編

『余命3000文字』村崎羯諦 (著)のイラストブックレビューです。「あなたの余命はあと3000文字きっかりです」と医者から宣告された男がどうなったか(「余命3000文字」)。奇想天外な発想、思いもよらぬ衝撃のラストが楽しめる、26編を収めた短編集。
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全てを失った者にとっての本当に安全な場所とは

『彼女たちが眠る家』原田 ひ香 (著)のイラストブックレビューです。九州の離島にある家。ここには、ある問題を抱えた女たちが集まり、世間から距離を置き、静かに暮らしていた。ある母娘が入居したことから、彼女たちの日常が大きく変わっていく。
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本当の殺人犯は誰?予測不能の秀逸ミステリ

『そしてミランダを殺す 』ピーター・スワンソン (著)のイラストブックレビューです。妻の浮気を知り、怒りの感情でいっぱいになっていたテッドは、空港で見知らぬ美女リリーに声をかけられる。酔った勢いで「妻を殺したい」と言ってしまうテッドに、リリーは協力を申し出る。
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ひょっとしてあなたも猫に操られているかも?

『猫の傀儡(くぐつ) 』西條 奈加 (著)のイラストブックレビューです。猫が多く暮らし「猫町」と呼ばれる米町。この町には人間を遣い、操り、思うように動かす「傀儡師」と呼ばれる猫がいる。傀儡師となった猫のミスジは、傀儡の人間を連れ出し、江戸の町のトラブルを解決していく。
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変わっていく世界で政治学から未来を考える

『未来をはじめる: 「人と一緒にいること」の政治学』宇野 重規 (著)のイラストブックレビューです。友だち同士から国際社会まで、生き方も考え方も異なる人たちが共にくらしていくにはどうしたらよいのか。代わり続けていく世界の中で、政治とは何か、根本的なものを考える。
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家族だからこそ言い訳が必要なこともある

『家族の言い訳』森 浩美 (著)のイラストブックレビューです。家族ゆえに悩まされ、また助けられている。夫に逃げられ、家賃も払えなくなり、病弱な幼い息子を連れて旅に出る母親など、様々な人生の岐路に立つ男女が見つけた大切なものを描いた8つの短編集。
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身体が、声が作り出すものの可能性を追求する

『ボディ・アーティスト』ドン・デリーロ (著)のイラストブックレビューです。ボディ・アーティストであるローレンの夫、レイは元妻の家で自殺した。精神のバランスを崩す彼女の前に現れたのは亡き夫の声と言葉で話す謎の男だった。
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あなたもアヒルバスに乗って東京を巡りたくなる!

『ある日、アヒルバス 』山本 幸久 (著)のイラストブックレビューです。アヒルバス入社五年の観光バスガイド・高松秀子(通称デコ)はわがままなツアー客に振り回されたり、突然新人の教育係にされたりと悩みながらも仕事に奮闘する毎日。
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その「がんばり」ムダになっていませんか?

『がんばらない戦略 99%のムダな努力を捨てて、大切な1%に集中する方法』のイラストブックレビューです。ダイエット、貯金、勉強。やる気まんまんで「頑張って」いるのに、気がつけば、始める前と変わらない状況に…。物事がうまくいかない原因は「頑張り」にあるのかも。
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わたしたちのすぐ傍で息づく懐かしく愛おしい世界

『家守綺譚 』梨木 香歩 (著)のイラストブックレビューです。今からほんの百年前。売れぬ物書きをしていた綿貫征四郎は、亡くなった同級生、高堂の父親から家の守をしてくれないかと頼まれる。喜んで引き受けた征四郎が住みはじめた庭付き二階屋には様々な者たちが現れる。