のこ
こちらはある女性が
猫が店長を務める喫茶店で
働くお話よ。
ぬこ
猫が喫茶店を?
マスコット的なやつ?
のこ
いいえ。この猫は人間の姿を
しているの。しかもイケメン。
人間に触れられるともとの猫の姿に
戻ってしまうのだけど。
ぬこ
へえ〜 そりゃおもしろい!!
『黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です』 高橋 由太 (著) KADOKAWA
あらすじ
契約社員として出版社で働いていた胡桃は、会社をクビになり新たな仕事先が見つからず崖っぷちの生活。
やっと見つけたのは住み込み可のシックな喫茶店。
店長は着物姿の美青年だが、その正体はなんとお胡桃が助けた黒猫だった!!
猫とのやりとりに翻弄されながらも、本来のおお人好しぶりを発揮し、人や猫を助けようとする胡桃と、現実主義の猫たちが活躍する、ユーモアと人(猫?)情味あふれる物語。
着物姿の美しい青年は何と、胡桃が助けた黒猫、日中は黒猫の姿、夜になると人間の姿になります。
そして人間の姿のときに、別の人間に触れられると猫の姿に戻ってしまうのです。
そんな美麗な黒猫青年、ポウは、同じように人間に化けられる猫たちをこの喫茶店のお客にする、と言うのですが。
まとめ
毒舌美男子(猫)のポウと、不器用な胡桃のやりとり、そして猫ルールを押し付けられあたふたする胡桃の姿も愉快です。
そして猫が人間に向ける情にホロリとする物語。
<こんな人におすすめ>
猫が人間に化ける話に興味がある
猫と人間による、笑いと人情あふれる話を読んでみたい
高橋 由太のファン
リンク
制作動画はこちら。
ぬこ
そうなんだよ!
俺だって口ではちゅーるばっかり要求してるけど
飼い主のことをこんな風に大切に
思ってるんだぜ( TДT)
のこ
…。
コミカルでテンポの良い流れで
楽しく読み進められるわ。
笑いあり、感動の涙ありの
猫好きさんにはたまらないお話ね。
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