角川文庫

イラストブックレビュー

犯した罪は、どうあっても決して消すことはできない

のこ こちらはお客の奇妙な体験を 聞くという『三島屋』シリーズ 第三弾よ。 ぬこ 今回はどんな話? のこ ある人物の前でだけ 泣き止まない童子などね。 ぬこ へえ〜。そりゃいかにも なにか理...
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ホルモーの叫びが京の都に響きわたる!!

『鴨川ホルモー』 万城目 学 (著)のイラストブックレビューです。五月十五日、京都で開催される葵祭でサークルの勧誘を受けた安倍。サークルの名は「京大青竜会」。とりあえず参加したところ、同じく京大1回生の早良京子に一目惚れし、友人の高村とともに加入することに。祇園宵山から、そのサークルの本当の姿が明らかになっていく。
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被害者は誰?あなたもきっと騙される

『ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係』真梨 幸子 (著)のイラストブックレビューです。警視庁生活安全総務課、ストーカー対策室、特別対策ゼロ係には、多くのストーカー被害の相談事案が持ち込まれる。相手のことを知りたい、近づきたいという衝動を抑えることのできなかった者たちが迎える結末とは。
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命と向き合うシェフと猟師の絆を描く

『みかんとひよどり』 近藤 史恵 (著) のイラストブックレビューです。フランスで修行し、日本に帰って店を開くも、客が入らずに閉店。いくつもの店を持つやり手の女性オーナーにフレンチの料理人として雇ってもらった亮二。ある日、飼い犬のピリカとともに、猟ををしようと山に入ったところ、道に迷ってしまう。
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やわらかく、あたたかな目線で綴られる猫エッセイ

『今日も一日きみを見てた』角田 光代 (著)のイラストブックレビューです。サイバラ家で生まれ、生後3ヶ月でやってきたアメリカンショートヘアのトトは、粘り強く慎重派で、運動音痴。猫にはなじみがなかった著者が、猫と暮らすことで感じる喜びを瑞々しい筆致で綴る珠玉の猫エッセイ。
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人ならざるもののままならぬ思い

『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』宮部 みゆき (著) のイラストブックレビューです。叔父である三島屋伊兵衛の提案で、一度に一人ずつ、百物語の聞き集めを行い、その聞き役をするように言われた姪のおちか。ある事件がもとで心を閉ざしていたおちかだが、話を聞くうちに、少しずつ心がほぐれていく。
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山にはいろんな「モノ」が潜んでいる

『山の霊異記 霧中の幻影』安曇 潤平 (著) のイラストブックレビューです。すれ違う登山者との挨拶で返ってくる相手の反応に感じる違和感、後ろをついてくる気味の悪い女性の正体、山で出会った女性が度々のぞいていた鏡…。山で遭遇した奇妙で恐ろしい出来事を描いた短編集。
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「消したいもの」から見えてくる個人の記憶と記録

『dele』本多 孝好 (著) のイラストブックレビューです。「死後、誰にも見られたくないデータをその人に代わってデジタルデバイスから削除する」。そんな『dele LIFE』での仕事を淡々とこなす所長の圭司に対し、新入りの祐太郎は個人の記録からその記憶へと思いを馳せる。
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猫の誘拐事件を猫たちが解決!?

『黒猫王子の喫茶店 猫も歩けば誘拐される』 高橋 由太 (著) のイラストブックレビューです。小江戸川越のシックな喫茶店「珈琲くろき」。ここで働くのは猫の言葉がわかるようになってしまった副店長の胡桃と、夜になるとイケメンの姿に変わる猫たち。胡桃の評判を聞きつけて今回持ち込まれたのは、何と高級猫の誘拐事件!?
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人と自分の業・運命を「聞く」ことで受け入れる

『おそろし 三島屋変調百物語事始』 宮部 みゆき (著) のイラストブックレビューです。17歳のおちかは、江戸で袋物屋を営む叔父夫婦のもとに身を寄せていた。ある事情から他人に心を開かず、生家にも戻れないおちかに、叔父の伊兵衛は客の対応をまかせることに。