矢樹純

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
 『血腐れ』矢樹純 (著)

弟とその二人の子どもたちと一緒にキャンプへとやってきた幸菜。何かに憑かれたように鉈を振るう伸彰の姿に普通ではないものを感じる幸菜だが…(「血腐れ」)。身近な者の死や災難の先に見えてくる真相鵜を描く六編のホラーミステリー。
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家族のゆがみを描く 予測不可能な九つの結末

『夫の骨』 矢樹純 (著)のイラストブックレビューです 。夫の孝之が山で遭難し、亡くなってから一年が経った。ふと思いたち、物置の整理をしたところ、小さな桐箱に入った乳児の骨を見つける。二年前に亡くなった義母が産んだのか、子供の父親は誰なのか。猜疑心に囚われた私は…。表題作「夫の骨」ほか家族の歪みを描く九つの短編集。
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夫が遺したのは誰の骨なのか

『夫の骨』矢樹純 (著)のイラストブックレビュー制作動画です。その遺品を整理するうち、私は小さな桐箱の中に乳児の骨を見つける。夫の死は本当に事故だったのか、その骨は誰の子のものなのか。家族の“軋み”を鋭く捉えた九編。