イラストブックレビュー

愛すること、生きること、死ぬことを刺さるような言葉で綴る

のこ こちらは「生」や「愛」に 一線を置いている男性が 自分の内面に迫っていく物語よ。 ぬこ ほほう。 「生」や「愛」に一線を置いているとは。 ちょっとやさぐれた男なのか? のこ 東大卒で大手出版社...
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フランスのお菓子は紫禁城に受け入れられるのか?

『親王殿下のパティシエール(3) 紫禁城のフランス人』篠原悠希 (著)のイラストブックレビューです。大清帝国第十七皇子・永璘お抱えの糕點師(パティシエール)見習いとして、北京で働く仏華ハーフのマリー。そんなマリーに永璘の妹である和孝公主が紫禁城へ上がらないか、と声をかける。
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父の死によって浮かび上がる 家族それぞれの愛の形

のこ こちらは父親を殺した、と母親から 告白を受けた子供達が、対応に 迫られつつ、それぞれが父との 思い出と自分の人生を回想していく物語よ。 ぬこ こ、殺したって…(゚o゚;; 夫婦仲が悪かったってこと? ...
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近代への道を歩み始めた日本の驚きの生活とは

のこ こちらは明治時代の文化や 価値観などを紹介する コミックエッセイよ。 ぬこ 明治といえば近代化が 進んでいたわけだから 今とそんなに変わらないんじゃないの? のこ お風呂が男女別になったのが ...
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空が見える 塀の中の美容室

『塀の中の美容室』 桜井美奈 (著) のイラストブックレビューです。テレビ番組制作会社に勤めて三年になる芦原志穂。激務が続く中、恋人と会う時間も取れず、約束しては「ゴメン」とキャンセルすることが続いている。そんな中、志穂は資料として刑務所の中にある美容室を取材することに。
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思い込みという名の贅肉から解放されたい

『あなたのゼイ肉、落とします』垣谷 美雨 (著)のイラストブックレビューです。話題のダイエット本『あなたのゼイ肉、落とします』の著者、大庭小萬里はマスコミに一切登場しない謎の人物。様々な事情でぜい肉を身につけてきた依頼者たちを、小万里はどのように痩せさせるのか。
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「書き続けること」を描く小説家の日常

『ものするひと 3』オカヤイヅミ (著)のイラストブックレビューです。賞の落選後、しばらく小説を書いていない杉浦紺。急速にに距離が近くなった大学生ヨサノとの関係から起こる感情に翻弄されたりしながらも「言葉」と向き合っていく。
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二人の姿を思い浮かべてウフフとなるお話

『くらげが眠るまで』木皿 泉 (著) のイラストブックレビューです。ちょっと頼りない年上でバツイチの夫、ノブ君としっかり者の若奥さん・杳子の楽しい日々の生活。日常の平凡なやりとりから暖かな光が灯るような会話まで、幸せな笑いに満ちた物語。
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幸せを恥じ、生き方を模索する少女の成長を描く

『i アイ』 西 加奈子 (著) のイラストブックレビューです。「この世界にアイは存在しません。」高校入学式の翌日の授業で数学の教師は言った。ワイルド曽田アイは「えっ」と声を出した。その言葉はアイに衝撃を与え、ずっと胸に残ることになる。
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嫉妬とプライドで凝り固まった老作家の復讐計画

『傘寿まり子(11)』 おざわ ゆき (著) のイラストブックレビューです。80歳のベテラン作家、幸田まり子は自らが編集長となり、WEB文芸誌「レトル」を立ち上げる。かつてのカリスマ作家・小桜蝶子を再生させ、続いて引退宣言をした大物作家・進藤薫にアタックするが断られ続けている。