イラストブックレビュー

女性ならではの視点で綴る 科学者への道

『研究するって面白い!――科学者になった11人の物語』伊藤 由佳理 (著, 編集)のイラストブックレビューです。数学、医学、化学、薬学、生物学など、理系の専門分野で活躍する女性科学者たちが、その研究内容と、そこにたどり着くまでの道のりを語ります。
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「知」の境界線はいったいどこにあるのか?

『知ってるつもり――無知の科学』スティーブン スローマン (著), フィリップ ファーンバック (著)のイラストブックレビューです。人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか。認知科学者が行動経済学から人工知能までの研究成果を用いて、人間の知性の本質に挑む。
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「一生の思い出」になるおもてなし

『京都スタアホテル』柏井壽 (著)のイラストブックレビューです。『京都スタアホテル』は、百二十年の歴史を持つ老舗ホテル。館内レストランバーの支配人である、勤続三十三年のベテラン、北大路直哉は、館内レストランに訪れるお客様に満足していただけるよう、心をつくす。
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渾身の料理は「オサシミ」に納得。

『あたりまえのぜひたく。 ─きくち家 渾身の料理は……。』きくち正太 (著)のイラストブックレビューです。ウルサい編集者をも黙らせる料理の腕を持つマンガ家、きくち正太。奥さんとあうんの呼吸で、次から次へと「たまらない」料理を作りあげる。
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「毒親」の「毒」とは?親を理解できない苦しみを描く

『謎の毒親』姫野 カオルコ (著) のイラストブックレビューです。母の一周忌をすませた週末、光世は大学時代に通っていた文容堂書店へ、数十年ぶりに訪れた。店に貼られていた「城北新報」の相談コーナーへ、自分が両親から受けた様々な行為について相談してみようと思いつく。
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「むすびつき」というのは不思議なもので…

『むすびつき』畠中恵 (著)のイラストブックレビューです 。江戸の大店の病弱な若だんな・一太郎は、前世でどんな人だったのだろうか?貧乏神の金次がその昔出会ったという「若長」の話を語り、その人物は若だんなに似ていたと言う。
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元敏腕報道マンが追うのは怪奇現象!?

『チャンネルファンタズモ』加藤 実秋 (著)のイラストブックレビューです。メジャーキー局報道部のディレクターとして活躍した深見百太郎はトラブルに巻き込まれ退社。新たに就職したのはオカルト番組専門放送局、チャンネルファンタズモだった。
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季節を感じ、心に寄りそう酒を出してくれる店

『酒の神さま バー・リバーサイド(3) 』吉村喜彦 (著)のイラストブックレビューです。多摩川のほとりにある「バー・リバーサイド」。心に沁みていく酒とフードの味わいを感じながら、夜が更けていく。
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ぽっかりと空いた穴を抱えて、生きていく

『骨を彩る』彩瀬 まる (著) のイラストブックレビューです。十年前にがんで妻を亡くした津村は、中学生の娘と二人で暮らしている。心揺れる女性に出会ったが、妻が夢の中にあらわれるようになった。妻の姿を見るたびに手の指が1本ずつ減っていた。
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塀の中にいる彼から逃れることはできない

『死刑にいたる病』櫛木理宇 (著)のイラストブックレビューです。鬱屈した大学生活を送っていた筧井雅也のもとへ一通の手紙が届いた。それは世の中を震撼させたシリアルキラー・榛村大和からのものであった。