ちくま文庫

イラストブックレビュー

臨場感を持って迫る戦後最大の誘拐事件

『誘拐』本田靖春 (著)のイラストブックレビューです。1963年、もうすぐ五歳になる男の子、吉展ちゃんが誘拐される事件が起こった。警察の失態による犯人の取り逃がし、被害者の死亡によって世間の注目を集めたこの事件。犯人がその罪を犯した背景とはどのようなものだったのか?
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言葉のプロがつくりだすツッコミのおもしろさ

『本が好き、悪口言うのはもっと好き』高島 俊男 (著)のイラストブックレビューです。小説、新聞、テレビでの言葉の使われ方、国語辞典の意義、中国を「支那」と呼ぶのは悪いことなのか…など言葉をテーマにしたエッセイ。
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見えないけれど、そばにいるのかもしれない

『とりつくしま』 東 直子 (著) のイラストブックレビューです。死んだあと、魂の状態でさまよっていると「とりつくしま係」に声をかけられます。希望したモノにとりつくことができるのだと言うのです…。
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教科書に載っていない「世界」はこんなにも驚きに満ちている

『国マニア 世界の珍国、奇妙な地域へ!』吉田 一郎 (著)のイラストブックレビューです。小さくても立派にやっている極小国家、国の中で独立するもうひとつの国、常識だけでは判断できない珍妙な国・地域など、世界の珍しい国や奇妙な地域を紹介。
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社会の底辺に生きる者たちの熱く悲しい息づかい

『飛田ホテル』黒岩 重吾 (著) のイラストブックレビューです。娼婦やヤクザなど、社会の落伍者が集まる大阪のアパート、「飛田ホテル」。刑期を終えたヤクザ有池が戻ると、彼を待っているはずの女の姿はなかった。彼女の足取りを追ううちに、思いも寄らなかった事実が。
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その絶望に浸ることを許してくれる12の物語

『絶望図書館: 立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語』頭木 弘樹 (著)のイラストブックレビューです。「絶望」をテーマに、児童文学、SF、純文学、ミステリーなど、ジャンルも国もバリエーション豊かな12の短編を集めたアンソロジー。
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ことばが紡ぎ出す 食卓の空間

『ことばの食卓』武田 百合子 (著),‎ 野中 ユリ (イラスト)のイラストブックレビューです。食べ物に関する昔の記憶や、思い出を感性豊かな文章で綴るエッセイ集。
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自立したカッコいい大人の女の恋愛小説

『肉体の学校』三島 由紀夫 (著)のイラストブックレビューです。裕福で自由な生活を楽しんでいる3人の女性。その中の一人、気楽な独身女性である妙子が惚れ込んだのは、美形の若いゲイ・ボーイだった。
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何とも不思議で魅力的な世界へようこそ

『すぐそこの遠い場所』クラフト・エヴィング商會 (著)のイラストブックレビューです。クラフト・エヴィング商會の先代・吉田傳次郎が大切にしていた書物「アゾット事典」。そこにはアゾットという世界についての情報が書かれていた。遊星オペラ劇場、星屑膏薬、雲母でできた本…。不思議で懐かしい場所、アゾットの永遠に未完の事典。
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キレッキレの悦ちゃんの魅力満載

『悦ちゃん』獅子 文六 (著)のイラストブックレビューです。母親に先立たれ、作詞家の父と暮らす悦ちゃんは、元気でおませな10歳の女の子。ある日父親に交際を迎える話が舞い込んで…。