エッセイ

イラストブックレビュー

やる気のなさをキレ味鋭い文章で綴る ジワるエッセイ

『苦手図鑑』 北大路 公子 (著)のイラストブックレビューです。靴下を丸めたまま洗濯かごに入れる父親の行為は、洗濯する自分への挑戦なのか。タクシーの運転手に予言されたこの夏の鯉の行方。雪の中に落とした小銭は雪が溶けても出てこない問題…。日常に潜む「苦手」なものを、無駄に繊細な筆致で描く脱力系エッセイ。
イラストブックレビュー

多くの人を笑顔にさせ、元気をくれたペンギンの話

『人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日』トム・ミッチェル (著)のイラストブックレビューです。冒険が好きなイギリスの若者、トムは、アルゼンチンの寄宿学校の教員として採用された。休暇で出かけたアルゼンチンの避暑地で、重油にまみれながらも生きていた一羽のペンギンを発見する。
イラストブックレビュー

「恋」って勘違いの連続なんだなあ

『もしもし、運命の人ですか。』 穂村 弘 (著)のイラストブックレビューです。女性が魅力を感じるであろう、ワイルド系の対局にいる筋金入りのマイルド系の自分、二人で食事して散歩して、さあいよいよ…と思った時に「駅、どっちだっけ?」と問われる絶望感。思い込みと妄想に包まれた、人気歌人の恋愛エッセイ。
イラストブックレビュー

成熟した大国は荒波にもまれ続けている

『ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain』ブレイディみかこ (著) のイラストブックレビューです 。EU離脱、広がる格差と分断、コロナ禍。政治、経済、思想、アートなど、英国社会のさまざまな部分から混沌とした現在を切り取るエッセイ集。激動の英国社会をパワフルに、論理的に、時にユーモアを交えて綴る。
イラストブックレビュー

「幸せ」の価値観を改めて考え直してみる本

『しょぼい喫茶店の本』 池田達也 (著) のイラストブックレビューです。就活に失敗し、人生に行き詰まった著者が、喫茶店を開くまでと、回転してからの経緯を綴る、数々の奇跡的な出会いや出来事が起こる、嘘のようなホントの話。
イラストブックレビュー

言葉にできないものを言葉にしてくれるエッセイ

『二度寝とは、遠くにありて想うもの』津村 記久子 (著)のイラストブックレビューです。国籍を問わず道を尋ねられる「道訊かれ顔」を持ち、布団が好きすぎるあまりついには話しかけ、「いい年」という言葉に萎縮する。庶民派・芥川作家が綴る、味わい深い日常エッセイ。
イラストブックレビュー

貴方の食欲を減退させる「逆ソムリエ」にご用心

『君がいない夜のごはん』穂村 弘 (著)のイラストブックレビューです。歌人が日常の中に見出した「食べ物」を綴るエッセイ集。食べ放題におののき、「ダサい食べ物」を恐れ、脳内に現れる「逆ソムリエ」の声から逃げる、驚きと笑いに満ちた58のエッセイ。
イラストブックレビュー

これで「よそゆき仕様」!?ふだん仕様はどうなるのか・・・

『お友だちからお願いします』三浦しをん (著)のイラストブックレビューです。三浦しをんが綴る、ゆるい日常を描いたエッセイ。読売新聞、日本経済新聞、VISAの会報誌などに掲載された連載もののエッセイです。本人いわく「よそゆき仕様」ということですが…。
イラストブックレビュー

生きていることが、とても愛おしく感じる言葉たち

『かみさまは小学5年生』すみれ (著)のイラストブックレビューです。すみれは10歳、小学5年生の女の子。好きな食べ物はピザ(とくにマルゲリータ)、ちょっぴり苦手なことは勉強と運動。生まれてくる前、空の上にいた頃の記憶を持つ彼女が伝えたい事とは。
イラストブックレビュー

言葉のプロがつくりだすツッコミのおもしろさ

『本が好き、悪口言うのはもっと好き』高島 俊男 (著)のイラストブックレビューです。小説、新聞、テレビでの言葉の使われ方、国語辞典の意義、中国を「支那」と呼ぶのは悪いことなのか…など言葉をテーマにしたエッセイ。