エッセイ

イラストブックレビュー

「恋」って勘違いの連続なんだなあ

『もしもし、運命の人ですか。』 穂村 弘 (著)のイラストブックレビューです。女性が魅力を感じるであろう、ワイルド系の対局にいる筋金入りのマイルド系の自分、二人で食事して散歩して、さあいよいよ…と思った時に「駅、どっちだっけ?」と問われる絶望感。思い込みと妄想に包まれた、人気歌人の恋愛エッセイ。
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成熟した大国は荒波にもまれ続けている

『ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain』ブレイディみかこ (著) のイラストブックレビューです 。EU離脱、広がる格差と分断、コロナ禍。政治、経済、思想、アートなど、英国社会のさまざまな部分から混沌とした現在を切り取るエッセイ集。激動の英国社会をパワフルに、論理的に、時にユーモアを交えて綴る。
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「幸せ」の価値観を改めて考え直してみる本

『しょぼい喫茶店の本』 池田達也 (著) のイラストブックレビューです。就活に失敗し、人生に行き詰まった著者が、喫茶店を開くまでと、回転してからの経緯を綴る、数々の奇跡的な出会いや出来事が起こる、嘘のようなホントの話。
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言葉にできないものを言葉にしてくれるエッセイ

『二度寝とは、遠くにありて想うもの』津村 記久子 (著)のイラストブックレビューです。国籍を問わず道を尋ねられる「道訊かれ顔」を持ち、布団が好きすぎるあまりついには話しかけ、「いい年」という言葉に萎縮する。庶民派・芥川作家が綴る、味わい深い日常エッセイ。
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貴方の食欲を減退させる「逆ソムリエ」にご用心

『君がいない夜のごはん』穂村 弘 (著)のイラストブックレビューです。歌人が日常の中に見出した「食べ物」を綴るエッセイ集。食べ放題におののき、「ダサい食べ物」を恐れ、脳内に現れる「逆ソムリエ」の声から逃げる、驚きと笑いに満ちた58のエッセイ。
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これで「よそゆき仕様」!?ふだん仕様はどうなるのか・・・

『お友だちからお願いします』三浦しをん (著)のイラストブックレビューです。三浦しをんが綴る、ゆるい日常を描いたエッセイ。読売新聞、日本経済新聞、VISAの会報誌などに掲載された連載もののエッセイです。本人いわく「よそゆき仕様」ということですが…。
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生きていることが、とても愛おしく感じる言葉たち

『かみさまは小学5年生』すみれ (著)のイラストブックレビューです。すみれは10歳、小学5年生の女の子。好きな食べ物はピザ(とくにマルゲリータ)、ちょっぴり苦手なことは勉強と運動。生まれてくる前、空の上にいた頃の記憶を持つ彼女が伝えたい事とは。
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言葉のプロがつくりだすツッコミのおもしろさ

『本が好き、悪口言うのはもっと好き』高島 俊男 (著)のイラストブックレビューです。小説、新聞、テレビでの言葉の使われ方、国語辞典の意義、中国を「支那」と呼ぶのは悪いことなのか…など言葉をテーマにしたエッセイ。
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山ちゃんは「あきらめない天才」なのだ

『天才はあきらめた』山里亮太 (著)のイラストブックレビューです。天才になりたかった。でも「自分は天才じゃない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。絶望や嫉妬を燃料に全力で走り続ける男、山崎の軌跡を描く。
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灯台の光のように明るく照らす言葉の数々

『あなただけの人生をどう生きるか: 若い人たちに遺した言葉』渡辺 和子 (著)のイラストブックレビューです。これからの時代に生きていく学生たちに、一人ひとりが自分らしく輝いて欲しいと強く願う、愛に満ちた珠玉メッセージ。