『世界地図の下書き』 朝井リョウ 著 集英社文庫
「BOOK」データベースより
両親を事故で亡くした小学生の太輔は「青葉おひさまの家」で暮らしはじめる。心を閉ざしていた太輔だが、仲間たちとの日々で、次第に心を開いてゆく。中でも高校生の佐緒里は、みんなのお姉さんのような存在。卒業とともに施設を出る彼女のため、子どもたちはある計画を立てる…。子どもたちが立ち向かうそれぞれの現実と、その先にある一握りの希望を新たな形で描き出した渾身の長編小説。
まとめ
施設で暮らす子どもたちの心のひだの奥までもが見えるような、そしてこの子たちの将来にエールを送りたくなるような作品です。
現実に立ち向かい、乗り越えたり叩きのめされたりしながら成長していく子どもたちの姿を描いた感動の長編小説です。
<こんな人におすすめ>
子どもたちの成長する姿を見たい人
現実に立ち向かうのがちょっと疲れちゃった人
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