『二年半待て』 新津 きよみ (著) 徳間文庫
あらすじ
「婚姻届を出すのは、あと2年半待ってほしい。」彼が結婚をのばす理由はなんだろう？就活、婚活、妊活、終活…。それぞれの「活動」にまつわる女の物語。
婚活で知り合った彼。とても優しい人だが正社員ではなく、奨学金を返済するために仕事を掛け持ちしている彼を、どうしても母に紹介できずにいる。まずは妹夫婦と会うことにしたが、その時から彼の様子がおかしくなりはじめ…。
まとめ
人生を大きく転換させようと活動する女性たちは、どこか盲点を抱えています。そこに気づかない人間は、思っていた方向と異なる方向へ知らずに進んでいたりするのです。また一方で、わき目も降らず一心に進んだことで幸せを手に入れる人間もいます。
そうした様々な世代の女性が幸せに向かって走ったり、つまづいたり、もがいたりする人生が描かれた短編集です。
＜こんな人におすすめ＞
就活、婚活、妊活、離活、就活などに興味がある
女の人生の岐路にまつわる物語を読みたい
「幸せ」とは何か、という話に興味がある
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