『悪いうさぎ』 若竹 七海 (著) 文春文庫
あらすじ
女探偵、葉村晶は家出中の女子高生ミチルを連れ戻す仕事で怪我を負う。その後、行方不明のミチルの友人、美和探しを依頼され調査を進めると、他にも姿を消した少女がいた。
今回の葉村はすごい目に遭っています。足の骨を折る、脇腹を刺される、監禁される…。もうやめなさいよ!と友人でなくても言いたくなります。まあ、葉村は聞かない正確ですけどね。
まとめ
精神的にも肉体的にもかなり追い詰められる葉村は、弱気な面もちょっぴり見せます。困った奴らを(ムカつきながら)うまくさばき、時には相手にやられつつ、真実に向かって突き進む、葉村の強さを目一杯楽しめるミステリーです。
<こんな人におすすめ>
ハードボイルドな女探偵ものが好き
優秀だけでも不運な探偵の話に興味がある
葉村シリーズのファン
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