「女性」を様々な角度から眺めてみたら

『読書する女たち フェミニズムの名著は私の人生をどう変えたか』

ステファニー・スタール (著)　伊達 尚美 (翻訳) 　　イースト・プレス

あらすじ

結婚、出産を経て、在宅でフリーのライターとして仕事をしているステファニー。

しかし家事や育児に追われての仕事は思うようにはいかなくて…。

そんなとき、母校で「フェミニストのテキスト講座」があることを知る。

かつて自分が学んだフェミニズムは時代と自分の変化を経てどう変わったのか。

ステファニーは再びフェミニストたちの著作を手に取る。

結婚・出産を経て考えるフェミニズム

大学を卒業後、仕事に就き順調にキャリアを重ねていたステファニー。

妊娠がわかった時は「今なのか？」という戸惑いもありました。

しかし、結婚、出産を選び、仕事はセーブする形に。夫も育児に協力的です。

しかし、断たれたキャリアや仕事に集中できない環境などからモヤモヤした日々を送っています。

そんな時に出会ったフェミニズム講座は、彼女をどのように変えていったのでしょうか。

まとめ

名著をひもとき、様々な角度から女性というものについて考えます。

妻や母へと役割が変わることで世間から向けられる目、要求される事と自分自身の内面が合わない部分が女性にはあるのではないでしょうか。

様々な角度から「女性」について考えることができる一冊です。

＜こんな人におすすめ＞

フェミニズムに興味がある
母親や仕事など身近な立場でフェミニズムを考える本を読みたい
フェミニズムの古典や時代背景に興味がある

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