のこ
こちらは名探偵・神津恭介が
密室の謎に挑むミステリーよ。
ぬこ
見た目良く、頭脳明晰なんて
完璧じゃないか〜。
のこ
その名探偵を持ってしても
難解で奇妙な謎が登場するの。
ぬこ
へえ!名探偵が戸惑うような
謎ってどんなんだろう??
『神津恭介、密室に挑む―神津恭介傑作セレクション〈1〉』
高木 彬光 (著) 光文社文庫
あらすじ
名探偵、神津恭介が密室の謎に挑む。鍵のかかった部屋の外に残された犯人の足跡、四次元からの殺人を予告する男。難解な謎を見事に解き明かす六つの短編を収録。
容姿に優れ、完璧な頭脳を持つ名探偵、神津恭介が奇妙な謎を解明していくミステリ。東京で起きた殺人事件。現場の家の持ち主は、四次元で殺人できる、と主張する。現にその持ち主は犯行時間、熱海にいてアリバイも証明されている。一体どのようにして犯行が行われたのか。神津恭介の推理が冴えわたる。
まとめ
短編集ではありますが、一つ一つに人間ドラマがあり、トリックだけではなく、彼らの愛憎がひしひしと伝わってきます。その絡まった黒い感情を、神津恭介はクールに、正しい位置へと導いていくのです。神津恭介の魅力が触れる、読み応えのある短編集です。
<こんな人におすすめ>
名探偵が密室の謎を解く話を読みたい
昭和の重厚な雰囲気のミステリが好き
『神津恭介』シリーズのファン
リンク
ぬこ
おお〜 四次元の殺人とか
謎すぎるだろ!!おもしろい。
のこ
鮮やかな謎解きとともに
濃厚な人間の感情などが
伝わってくる重厚なミステリー短編集よ。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。
コメント