のこ
こちらは留学した後に
外資企業で働こうとする
女性のお話しよ。
ぬこ
留学したのなら、外資系でも
活躍できそうだな。
のこ
ところが現実はそう甘く
ないようなの。外資系企業の
現実の姿を描いているわ。
ぬこ
実力ある者が活躍する、
華やかな世界だと思っていたけど…
どんな様子なんだろう?
『外資のオキテ』 泉 ハナ (著) 角川文庫
あらすじ
大手日本企業で働いていた貴美子は、一念発起し、会社を辞めてアメリカへ行き、一年間の語学留学を決行した。日本へ戻り、外資系の会社で働くべく転職活動を行うが、なかなかうまくいかず…。派遣として様々な会社で、いろんなタイプの人間と出会い、仕事をこなしていく。
子供の頃から映画などを見て憧れていたアメリカ。そこで勉強して英語を学び、外資系の会社でバリバリ働く自分…。そんな貴美子のイメージは転職活動でもろくも崩れます。大学で勉強した実績と違い、語学留学は遊学とみなされ、売り込み要素としてはむしろマイナスなのだとか。
まとめ
派遣として働くことになった貴美子はあらゆる壁にぶつかります。その壁を乗り越え、外資系と日本企業の良いところ、悪いところを理解し、経験と知識を深めていきます。あきらめない思いと、自分と仕事に誠実な貴美子の成長がまぶしく、胸を打つ物語です。
<こんな人におすすめ>
外資系の仕事とはどんなものなのか興味がある
語学留学してから外資の仕事に就きたいと思っている
泉 ハナのファン
リンク
ぬこ
うひょ〜 き、厳しいなあ。
日本企業も厳しい部分はあるだろうけど
また違う感じだね。
のこ
そうね。でもその理由を理解して
自分なりに頑張ることで、
いつの間にか強く成長している
ものなのかもしれないわね。
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