のこ
こちらはあるエッセイストが
日常に潜む「苦手なもの」を
描いたエッセイよ。
ぬこ
おっ キミちゃんじゃないか!
この人の作品はどれもおもしろいから
今回も期待できそうだな。
のこ
身の回りのことを実に
良く観察し、そして妄想を
膨らませているの。
ぬこ
キミちゃんの好きな
おビールも登場するのかな!?
楽しみだぜ!!
『苦手図鑑』 北大路 公子 (著) 角川文庫
概要
靴下を丸めたまま洗濯かごに入れる父親の行為は、洗濯する自分への挑戦なのか。
タクシーの運転手に予言されたこの夏の鯉の行方。雪の中に落とした小銭は雪が溶けても出てこない問題…。
日常に潜む「苦手」なものを、無駄に繊細な筆致で描く脱力系エッセイ。
趣味は昼酒の著者、キミコさん。やる気というものからかけ離れた日常(でも酒には情熱をかける)をキレ味鋭く、妄想も交えながら綴ります。
まとめ
止まらない妄想、細やかなタッチで描く、どうでもいい出来事。
真似できない視点と確かな技術で笑わせてくれます
。読めば肩の力が抜け、目の前のちっぽけなことなどどうでもよくなります。
そのちっぽけなくだらないことを「読ませる」文章で描く、ジワるエッセイです。
<こんな人におすすめ>
脱力系エッセイが好き
「苦手」のある日常をテーマに描いたエッセイに興味がある
北大路 公子のファン
リンク
ぬこ
(^∇^)アハハハハ!
期待を裏切らないおもしろさ!!
のこ
こんなくだらないことを
よくぞここまでおもしろおかしく
考えるものだと
感心してしまうわよね。
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