こちらは西原さんが
いろんなチャレンジに挑む
様子を描いた「できるかな」
シリーズの第5弾よ。
今回はどんなことに
チャレンジしているんだ?
バンドを組んで演奏してみたり
画力対決や自分の棺桶を作ったり
しているのよ。
か、棺桶!?
さすがというかなんというか。
そのハチャメチャぶりを見てみたいぞ!
『できるかなゴーゴー!』 西原 理恵子 (著) 角川文庫
あらすじ
楽器をさわったことがない&インチなサイバラが、バンドを組んでCDデビュー!?
練習合宿から初ライブまで、無謀なチャレンジを描いたバンド編のほか、山口晃氏との画力対決、ガーナで自分の棺桶製作など、そのムチャぶりがすさまじい「できるかな」シリーズ第5弾。
ギター&ボーカルはサイバラ、ベースは小学館の八巻氏、ドラムは神保くん。ほぼ初心者が廃校になった小学校で逃げ場のない音楽合宿で練習に励みます。
またある時は作詞を秋元康氏に見てもらったっり、レコーディングはavexのスタジオで…と最高の環境でのぞんだ経過と、その集大成のライブとは。
毒を吐きつつ、自分と他者のできなさぶりを、爆笑とちょっぴりの哀愁をもって描きます。
まとめ
相変わらずの破天荒ぶりのサイバラ氏。
各話、ゲストのコメントがありますが、サイバラを「もの静かな人」と何人もの方が言っていたのが印象的。
その熱さは彼女の深いところでマグマのようにたぎっているのでは。
シリーズ20年を迎え、ますます深みが高まる「できるかな」第5弾でした。
<こんな人におすすめ>
サイバラが美大出身者であることがわかる話に興味がある
サイバラはどこにいてもサイバラだというマンガを読みたい
西原 理恵子のファン
そのパワーは全く
衰えていないようだな。
というか衰えたら衰えたで
それ自体がネタになるしな。
シリーズなんと20年。
これだけ続くのも納得の
企画のおもしろさ、メンバーの
破天荒ぶりが楽しい一冊ね。
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