『5年3組リョウタ組』 石田 衣良 (著) 角川文庫
「BOOK」データベースより
希望の丘小学校5年3組、通称リョウタ組。担任の中道良太は、茶髪にネックレスと外見こそいまどきだけれど、涙もろくてまっすぐで、丸ごと人にぶつかっていくことを厭わない25歳。いじめ、DV、パワハラに少年犯罪…教室の内外で起こるのっぴきならない問題にも、子どもと同じ目線で真正面から向き合おうと真摯にもがく若き青年教師の姿を通して、教育現場の“今”を切り取った、かつてなくみずみずしい青春小説。
イマドキの若者が小学校教師に!?
茶髪にドクロのペンダントヘッド。そんな「イマドキ」の小学校教師が、生徒の、音大や小学校内の問題に、熱く、時には冷めた態度を見せながら立ち向かう。
まとめ
クラス崩壊や、教員同士のいじめ、生徒の家庭トラブルなど、現代ならではの問題のように見えますが、子供は意外と変わっておらず、見守る大人の見方が違ってきているようです。単純な部分もあるけれど、子供を見守り、サポートする力が信用できる、教師の物語です。
<こんな人におすすめ>
小学校の教師の実態を知りたい
いまどきの小学生に起こる問題を知りたい
子どもと教師の心の交流の物語を読みたい
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