nuko

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『異常【アノマリー】』エルヴェ・ル・テリエ (著)

2021年3月21日、パリ発ニューヨーク行きエールフランス006便は異常な乱気流に巻き込まれた後、管制塔の指示により目的地とは異なる場所へと着陸する。売れない作家、軍人の妻、殺し屋、癌を告知された男。彼らがこの飛行機に乗ったために巡り合うことになった異常事態とは。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』五条 紀夫 (著)

メロスは推理したー。自分の身代わりとなり捕らわれてしまった親友を救い出すために、三日以内に故郷を往復しなければならないことになったメロス。しかし故郷では妹の婚礼前夜に新郎の父親が何者かに殺された。しかも現場は密室状態。一刻も早く首都へ戻るうためにメロスはこの事件の解決に乗り出す。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『正体』染井 為人 (著)

十八歳のときに埼玉県に住む一家三人を殺害した罪で死刑判決を受けていた少年死刑囚が脱走。東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足のグループホーム。様々な場所に潜伏しい、捜査の手から必死に逃れる彼の目的は何なのか。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『うたたね湯呑 眠り医者ぐっすり庵』泉 ゆたか (著)

京のお茶修行を終えて江戸へ戻ってきた藍。神田明神の参道に未伊勢を構えた千寿園は「かくし茶」が人々の評判を呼び大そうな賑わいに。しかし大店へ商売の忠言をする一心によれば次の一手を打たなければ店は潰れるとのこと。必至に考えた藍が思いついた考えとは。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『原因において自由な物語』五十嵐 律人 (著)

若手の人気ミステリー作家・二階堂紡季はある秘密を抱えていた。明らかになれば作家生命の存続にも関わる。しかし、その秘密を明らかにしても、書かねばならない物語に出会ってしまった紡季だが…。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『深川あやかし屋敷奇譚』笹目いく子 (著)

浅草田町にある高級料理茶屋「柳亭」の次男坊、仙之助は一見優男風の美男子だが、怪異に目がない変わり者。五十半ばを過ぎた富蔵と、三十路近くのお江津と十五のお凛の二人の女中と暮らす屋敷には千之助が集めたいいわく因縁付きのがらくたであふれている。あきれるお凛が目を三角にして止めても、今日もあやしげな謎の品が千之助のもとに持ち込まれる。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『早稲女、女、男』柚木麻子 (著)

早稲田大学四年の早乙女香夏子は出版社への就職が決まり、所属している演劇サークルで祝いのコンパに参加。そこで腐れ縁の彼氏で留年を繰り返す脚本家志望のダメ男、長津田にゆるふわ系の後輩女子が接近し動揺を隠せない。さらに内定先の紳士的な先輩に告白され…。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『くますけと一緒に-新装版』新井 素子 (著)

両親を亡くした小学四年生の成美は、母の親友である裕子さんの家で暮らすことになった。大切にしているくまのぬいぐるみであるくますけと一緒に。同級生や両親から嫌われ疎まれていた成美を救ってくれていたのはくますけだと思っていた成美だが、実は邪悪なぬいぐるみなのかもしれないと感じはじめる。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『他言せず』天野節子 (著)

秋田から上京し、倉元家の奉公人となったよし江は、女中頭の聡子から「お屋敷の中で見たり聞いたりしたことを、他人に話してはいけません」と告げられる。ある時、倉元家に出入りしていた御用聞が、配達の途中で行方不明となる出来事が2件起きた。警察は彼らの足取りをたどり、訪問先の家をたずねるが彼らは口を閉ざしてしまう。よし江もまた、倉元家で目にしたあることを警察に告げることができずにいた。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『残月記』小田 雅久仁 (著)

近未来の日本では「月昴」と呼ばれる感染症が人々を脅かしていた。彼らは独裁者により療養所の独房に閉じ込められていたが、体格の良い冬芽は月昴者同士が勝ち抜きで戦う格闘技の選手として出場するうことになr。冬芽が闘い続けた理由とは。