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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『くますけと一緒に-新装版』新井 素子 (著)

両親を亡くした小学四年生の成美は、母の親友である裕子さんの家で暮らすことになった。大切にしているくまのぬいぐるみであるくますけと一緒に。同級生や両親から嫌われ疎まれていた成美を救ってくれていたのはくますけだと思っていた成美だが、実は邪悪なぬいぐるみなのかもしれないと感じはじめる。
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『他言せず』天野節子 (著)

秋田から上京し、倉元家の奉公人となったよし江は、女中頭の聡子から「お屋敷の中で見たり聞いたりしたことを、他人に話してはいけません」と告げられる。ある時、倉元家に出入りしていた御用聞が、配達の途中で行方不明となる出来事が2件起きた。警察は彼らの足取りをたどり、訪問先の家をたずねるが彼らは口を閉ざしてしまう。よし江もまた、倉元家で目にしたあることを警察に告げることができずにいた。
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『残月記』小田 雅久仁 (著)

近未来の日本では「月昴」と呼ばれる感染症が人々を脅かしていた。彼らは独裁者により療養所の独房に閉じ込められていたが、体格の良い冬芽は月昴者同士が勝ち抜きで戦う格闘技の選手として出場するうことになr。冬芽が闘い続けた理由とは。
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『三つ編み』レティシア・コロンバニ (著)

インドの不可触民であるスミタは娘に教育を受けさせたいと考えていた。イタリアのシチリア島で家族経営する会社の倒産を免れるために意にそぐわぬ結婚に迫られたジュリア。カナダの弁護士で3人の子供を育てるシングルマザーでもあるサラは癌の告知を受ける。そんな彼女たちの人生は思わぬ形で交錯していく。
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『図書館に火をつけたら』貴戸 湊太 (著)

千葉県北部にある七川市立図書館で大規模な火災が発生し、鍵がかかった密室状態の地下倉庫から頭部を殴られ殺害された死体が見つかった。燃えさかる炎の中、誰が、どのようにして密室殺人を犯したのか。刑事の瀬沼貴博は、かつて自身が図書館へ通っていた頃に思いをめぐらせながら捜査を行う。
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『天使の棲む部屋: 問題物件』大倉崇裕 (著)

大島不動産販売のクレーム専門の部署に所属している若宮恵美子は、会社の指示を受けてアリゾナ州にある古びた洋館へとやってきた。この館の一室では犯罪の容疑が濃厚な人物が拳銃自殺を遂げるという。心強い相棒の犬頭が先代社長の息子のそばについているといった事情から、一人でこの謎に挑むことになった恵美子だが。
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『卯の花月夜 江戸菓子茶店うさぎ屋』篠 綾子 (著)

修行していた駒込の菓子舗・照月堂を辞して、内藤宿で菓子屋をひらいたなつめ。甲州道を行く旅人たちにうさぎ型のもち菓子「望月のうさぎ」やたれが旨いと評判のみたらし団子を供している。体に良い養生菓子も作りたいと心に思うなつめは精進を重ねていく。
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『会津恋い鷹』皆川博子 (著)

時は幕末。会津の山中で鷹の雛と出会い、青い目を見たとたんその魅力に強く惹かれた少女さよ。縁あって鷹匠に嫁ぐが、倒幕への動きは全国に波及し会津藩も朝敵として攻撃を受け始め、さよの夫も戊辰戦争に向かう。夫の留守中、鷹に向き合う小夜は次々と抗えぬ大きな力に巻き込まれていく。
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『うぬぼれ犬 お江戸けもの医 毛玉堂』泉 ゆたか (著)

腕の良い医者である凌雲と妻の美津が動物の病を診る『毛玉堂』には、様々な症状を抱えた動物とその飼い主がやってくる。ある日、長く白いふわふわした毛を持つ可愛らしい犬を連れてやってきた飼い主は、この犬の妙な姿を放っておいて良いものか相談したかったのだという。その妙な姿とは…。
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『問題物件』大倉崇裕 (著)

大島不動産販売に入社した若宮恵美子は、亡くなった前社長の息子で難病と闘っている大島雅弘の世話係となり本社の総務課のデスクと雅弘が伏せっている屋敷を行き来する日々。ところがある日突然、問題物件のクレーム対応を命じられ現場へ向かうと犬頭と名乗る探偵があらわれ…。