イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『同志少女よ、敵を撃て』逢坂 冬馬 (著) 1942年。モスクワ近郊の農村で母とともに狩人として暮らしていた18歳の少女セラフィマ。彼女の日常は、村を急襲したドイツ軍によって奪われた。彼女自身も殺される寸前、赤軍兵のイリーナに救われ復讐のために狙撃兵になることを決意。同じ境遇の少女たちとともに訓練を重ねたセラフィマたちは、やがて戦場の前線へと立つ。数々の戦いを重ねた彼女たちにとっての「本当の敵」とは。 2025.07.17イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『黒猫のいる回想図書館』柊 サナカ (著) 結婚式をも空前にして、恋人から別れを告げられ、仕事も家もなくおまけに鞄まで盗られ不幸のどん底に落ちていた千紗。路地裏にいた一匹の黒い猫から人生最悪の日ですか、と訊かれ、そうだと答えた千紗。目を覚ますとそこは図書館だった。 2025.07.15イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『おやごころ』畠中 恵 (著) とんとん拍子で目出たく夫婦となった麻之助とお和歌。そのお和歌が身ごもり、喜びと不安でいっぱいの麻之助のもとには今日も江戸の困りごとが持ち込まれる。やがて元気な男の子が生まれ喜びムードの高橋家にやってきたのは一膳飯屋の富由屋夫婦。子供達のことで相談があるというのだが。 2025.07.10イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『恋紅』皆川博子 (著) 吉原の遊女屋である笹屋の一人娘として生まれ、遊女たちに囲まれ大切に育てられてきたおゆうは、吉原に馴染めずにいる自分を感じていました。ある日、両国で粗末な芝居小屋に迷い込んだゆうに、旅役者はやさしく接してくれました。そんな幼い日の出来事から五年後、再びこの役者と再会したおゆうの人生は大きく変わり始める。 2025.07.08イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『桜風堂夢ものがたり』村山 早紀 (著) 『森の幽霊屋敷』とやばれている町の人々も近寄らない桜野町の森の奥深くに建つ洋館へ冒険に向かうことになった、桜風堂書店の手伝いをしている小学六年生の透。雨の降る中、洋館へ向かった仲良し3人組だが(秋の怪談)。桜風堂に関わる人々と彼らに起こる不思議で優しい奇跡を描く連作短編集。 2025.07.03イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『きらめく共和国 』アンドレス・バルバ (著) 1994年、緑のジャングルと茶色の川が流れる亜熱帯気候の町、サンクリストバルにどこの国の言語とも判別がつかない言葉で会話を交わす9歳から13歳の子どもたちの集団が現れた。奇妙な子どもたちの行動は町を警戒させ、大人たちの心にヒビを入れる。やがて32人の子どもたちは一斉に命を落とした。 2025.07.01イラストブックレビュー