のこ
こちらは不透明なこの先の世界を
生きる若者達に、生き抜くための
武器となるものを解説する1冊よ。
ぬこ
へえ〜。具体的にいうと
武器ってどんなもの?
のこ
これまでとこれからの
資本主義の動き、会社を選ぶ目と
働き方ね。
ぬこ
なるほど!そいつは力強い
武器になりそうだな。
『僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版』
瀧本 哲史 (著) 講談社文庫
概要
医者が買い叩かれ、弁護士は余り、建築家は上がつかえて若者に仕事がまわってこない。大企業でさえも10年後は存続しているかどうかもハッキリとは言えない。これまで安泰と言われていた職業も、世の中の猛スピードで起こる変化に応じてそのあり方が変わってきている。先の見えないこの時代を生き抜くための武器について解説する。
これまでの資本主義、これからの資本主義を踏まえ、これから就職する若者たちに向け、会社を選ぶ「目」と「働き方」について提示します。ただ単に、大きな樹の葉となってぶら下がっているのではなく、一歩下がってその樹がどのような環境に置かれて、今後どうなっていくのか、それに対して自分はどのように行動すべきかを考えるべきだ、と著者は主張します。
まとめ
厳しい世界の到来であると同時に、自由を手に入れるチャンスが等しく巡ってきているとも言えます。そんな資本主義社会で生き抜くための多くの武器を与えてくれる一冊です。
<こんな人におすすめ>
これから就職するにあたって不安がある
これからの社会の在り方をふまえて会社を選びたい
生き抜くための有力な武器とは何かを知りたい
リンク
ぬこ
凝り固まった価値観は
かえって邪魔になるのかもしれないな。
のこ
そうね。これまでの価値観が
通じなくなるということは、自由な世界が
広がっているとも言えるわね。
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